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ゾーンの入り方

ゾーン状態といいう言葉を聞いた事があるだろうか?

心が落ち着いていて、リラックス出来ていて、全てがうまく噛み合って、
何をやっても、上手くいく状態。

おそらく、スポーツをやってきた事がある人は、1度や2度経験がある人もいると思う。

例えば野球なら、絶対にヒットを打てると確信している状態や、ピッチングで誰にも打たれる気がしない状態で、実際に完璧な投球をしたなど。
まさに、無敵になっている感覚。

または、ナンパをしていて、普段の自分では考えられない様な上手なトークを繰り広げたり、声をかけた瞬間にその子とベットインまで出来るイメージが湧き、実際にそうなる状態。

この様な状態がずっと続けばと思った人は多いと思う。

では、この状態に持って行く為には何が必要なのだろうか?

そして、このゾーン状態を頻繁に経験出来る人と、全然経験出来ない人もいるのはなぜなのだろうか?

それについて解説していきたい。

先ず、ゾーン状態に入っている時の条件がある。

それは以下

・体の力を脱力出来ていて、呼吸が深い状態。リラックスしていてる。
・体はある程度リラックスしているが、脳は覚醒している状態。
・あらゆる否定的な判断から解放されている。
・自分なら出来るという過去の経験による確信を持っている状態。

の4点が必須となる。

先ずは脱力。
脱力がされている状態なので、呼吸が深くなり、体に酸素が行き届いて、血流も良い状態なので、体のコンディションが良く、うまく力を使える状態。

そして、その状態なので、リラックスしつつも、脳は最大限活用できるので、精巧な判断を可能にする。

そして、自分には出来ない、怖いなどといった、あらゆる否定的な判断をせずに、自分なら出来ると思えている状態。

最後に、過去の同じ様な事があったり、様々な経験からこの場面では絶対に結果を出せると確信を得れている状態。


の4点が組み合わさるとゾーン状態に突入する。


いや、めっちゃむずいと感じた人も多いだろう。

そう、実際にはそう簡単にはこの状態にはならない。

実際には、日々の呼吸法の訓練、日常生活でのアファメーション、体力トレーニング、食事や睡眠の質の向上、地道なメンタルトレーニングによる根拠のない自信の育成、実践による多量の成功体験を手に入れることで、ゾーン状態に入りやくなると言うだけの話。

勿論、人間は波があるので、いくら訓練を積もうが、毎回その境地に行けるとは限らない。

大谷翔平だって、人よりも遥かにゾーン状態に入っている時間が長いかもしれないが、毎回その状態に持っていけるわけではない。

イチローは打席でゾーン状態に入る為に、日々のルーティーンを絶対に守り、血の滲むようなトレーニングを継続していたと動画で話していた。

超凄腕ナンパ師も、毎回必ず美女をモノにできるわけではない。

だから、少しでもその確率を上げる為に、日々の鍛錬があるのだ。

自分がやれる事を日々積み上げた先に、この境地に達する達人のレベルになる。

結局、近道なのどない。

我々も常に精進して成功体験を増やしていくだけだ。

やれること全てやりきって、あとはもうやるだけ!
という境地に達している状態になる為に、日々の鍛錬があるのだ。

その境地こそ、ゾーン状態という話。


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