
春の東北スキーツアー① ~羽黒山・湯殿山~
こんにちは。
スタッフ田村です。
毎年恒例の春のBCスキーツアー。
社長・藤吉・田村の3人で行ってきました。
今年は、福岡から新潟へ飛行機でぴゅーんと飛び、出羽三山へ。
4日間分のレポートとなり、随分長くなっちゃいそうなので、2回に分けてお届けしたいと思います。
まずは、初日~2日目の様子です。
それではスタート。
1日目 羽黒山
例年は車で移動することが多いのですが、今年は飛行機。
福岡⇔新潟 のチケットが安く取れたのです。
ラッキー。

早朝の福岡空港から、

あっという間に新潟空港。
尾瀬方面へ行くか、東北方面へ北上するか、ギリギリまで悩んだのですが、天気予報と積雪状況を見つつ話し合った結果、北上することにしました。
いつかは登りたい(滑りたい)と考えていたものの、なかなかタイミングが合わなかった「月山」を中心にプランニングすることに。
というわけで、北上。
しかし、あいにくの雨。。
スキーは諦め、まずは出羽三山のひとつ「羽黒山」の2446段の石段を登ってみようということになりました。

羽黒山参詣道の入口に建つ随神門。
この先は神域だろうと感覚的に理解できるような、なんとも厳かな雰囲気です。

参拝道の脇には、樹齢千年を超える爺杉。

そして、東北地方では最古の五重塔と言われ、国宝に指定されている羽黒山五重塔。

石段を一歩一歩。
杉林は圧倒的なスケール。ものすごいパワー。
雨も上がり、気持ち良く登って行きます。

中腹にある二の坂茶屋。
開いておらず残念。
名物の力餅。食べたかった。。

参拝道は、一の坂、二の坂、三の坂、と呼ばれる3つの上り坂があります。まあまあ急です。
イイ感じで身体が温まる~

羽黒山の山頂に到着。

出羽三山(羽黒山、月山、湯殿山)の三神を合わせて祀る三神合祭殿。
出羽三山というと、修験道の聖地として知られますが、個人的には日本の歴史や神話の観点からも、とても興味深いと考えます。
出羽三山の主峰である月山の山頂に鎮座する月山神社のご祭神は、名の通り、月読命(ツクヨミノミコト / ツキヨミノミコト)です。
ツクヨミと言えば、アマテラス、スサノオと並ぶ三柱の神でありながら、古事記・日本書紀にはほとんど登場しない謎の多い神様。
出雲・大和の国譲りの後も長らく未開の地とされたこの東北の地に、月読命が祀られていることに、なにかしらの由緒やご縁があるのは間違いないでしょう。
記紀の文脈とはまた違った信仰があったのかもしれません。

自然崇拝の象徴でもある磐座信仰。

龍の装飾も、深い関係がありそうです。

蜂子皇子も祀られていました。
そんな感じで、興味が尽きない羽黒山。
初日から大満喫。
車でも上がれるようなのですが、参拝道(2446段の石段)から登る方を100%オススメします。

ぎりぎりヘッドランプ無しで下山。
山を下りたところで、再び大粒の雨が降り出しました。

夜は、盛大に海の幸。
日本海バンザイ~!幸福!
2日目 湯殿山
2日目。
この日は終日天候が安定せず、月山のリフトも運行が遅れているとのことで、お隣の湯殿山へ。
(月山スキー場のリフト使う気満々)

8:00 麓の自然博物園。

8:45 ゆっくり準備をして、スタート。

博物園の横まで雪が繋がっており、スキーを履いてハイクアップ。

沢沿いを詰めていく。

美しいブナ林。

すぐに樹林帯を抜け、視界が広がります。
しかしどんよりとした曇天。うーむ。


山頂までの標高差は約500m程度です。

10:50 湯殿山 山頂。
約2時間であっという間。
お隣には姥ヶ岳、月山。

前日は雪が降ったのでしょうね。
近隣の山々も真っ白。


藤吉さんが固形のワックスで何か書いている。
ストップ雪対策。
「ゆどのさんにきたぞ~」
「こげんキツイったいね~」

さあさあ滑っていきましょうかね~。
まずは、南西の尾根~南の斜面へドロップ。

社長はYouTube用に動画撮影中。


私はしばしばズッコケつつ滑りつつ、ふたりの写真を撮っていく。





一旦登り返して、山頂から向かって南東方向の広々としたカール状の斜面を滑りました。
斜度もほどほどで、スキーがまだまだヘタッピな私も充分楽しめました。


それにしても、滑ってるところを写真に収めるのは本当に難しいなあ。
スキーもカメラも練習あるのみ。

ボトム部分(登山道があるあたり)まで下りてきました。
あとはゆるい斜面をのんびりと。

真っ白な飯豊連峰が奥に見えました。
14:00前にはスタート地点の博物園へ下り、2日目の行程終了。
我々にしては随分早い下山となりましたが、天気も微妙だし、まあまあこんなもんでしょう。
翌日は、午後から天気が回復する予報ということで、いよいよ月山へ!
パート②へ続く。
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