ラクス クリエイティブ共有会 2023/3月
はじめまして。ラクスのクリエイティブチーム ディレクターのタニナカと申します。毎月恒例のクリエイティブ共有会、3月分の議事録を書かせていただきます。
今月はファシリテーター予定の方が急遽お休みになってしまいましたが、
急遽sunaさんが代役として進めてくれました！若いメンバーが率先して手をあげてくれるってええやん！と思いました。
つい地元の大阪弁が出てしまいましたが、今月もデザイナーさんの興味深い意見で盛り上がりましたので、ぜひご覧ください。
今回の議題は…！？
祝！noteバズり記事のご紹介！
ラクスシリーズのサービスロゴ刷新！の裏側ご紹介
クリエイティブメンバーによる「好きな映画ポスター紹介」！
についてです。それでは議事録スタートです！
1. 祝！noteバズり記事のご紹介！
今日のファシリテーターsunaさんが3/16に投稿した記事です。noteのデザインまとめに取り上げていただき、多くのアクセスがあり、編集部一同大盛り上がりでした。ラクスのnote記事内でも上位のアクセス数だったため「クリエイティブチームもやるやんけ」との声があがったようです。
先日チーム内でトレンドの共有を行ったのですが、そこで挙がったものを深堀してまとめた記事となっています。「なぜこのデザインが流行っているのか」に対し、目的や背景を考えて、言語化されたようです。
ヒーローイメージを使用しないデザイン
タイポグラフィやシェイプを使用してブランドの独自性を表現する、とありますが「実際デザインするとなると難しい～」「流行ってるからと言って単純にはマネできないね」などとデザイナーならではの意見が。話し合う中で、あくまでも目的に応じたデザイン手段の一つと認識することも大事だなと改めて感じました。
ロングスクロール
記事で引用したサイトは特に「没入感がすごい」との声が多かったです。サイト訪問中に、ページ遷移によるブランドイメージやストーリーの途切れを感じさせないような手法の一つだと思いました。
技術的な話では「パララックスとは違うの？」との声もありました。スクロールアニメーションという意味では近いかもしれません。ただ「いわゆるパララックスみたいなサイトは減ったね」とトレンドの衰退も感じました。
スプリットレイアウト
「流行やトレンドは繰り返す」
よくファッションでは言われますが、Webデザインの世界もそういった点があるかもしれません。2000年前後は3カラムのレイアウトが多かったですが、モバイルファーストの目的のものと、現在でも3カラムデザインが採用されているようです。
同じようなデザインやレイアウトでも、以前とは目的や機能が違った意味のデザインになっているのはとても興味深かったです。
2. ラクスシリーズのサービスロゴ刷新！の裏側ご紹介
昨年秋、ラクスの下記サービスのロゴが刷新されました。その刷新にあたり担当デザイナーさんより、制作時の裏側をご紹介いただきました。
そもそもの課題とは・・・
当初の課題として、各サービスとラクスの関連性が弱いため、サービスと会社の知名度を上手く活用できていないと感じていました。経営陣と議論を重ねて、ラクスシリーズの4サービスのロゴ変更という流れに。
もともとバラバラの時期にスタートし、サービス内容も利用者もサービスごとに異なります。既に確立されているロゴ群をまとめて、統一感をもってアウトプットするというのはとても大変な作業だったようです。
特に関係者も影響範囲も多く、ディレクション担当にも感謝の声がありました。
苦労したポイントは？
実作業では、ロゴタイプの元となるフォント選び、その選んだ「TBゴシック」というフォントを用いての細かい調整が大変だったとのこと。ラクスマークのオレンジとの共存も必要で、色選びも大変だったんだろうなと感じさせます。その甲斐もあって、社内での特別賞を受賞！頑張った甲斐があったと喜んでいました。
またどこかでデザイン開始から、最終的なアウトプットまでの詳細を紹介いただきたいと思っています。
3. クリエイティブメンバーによる「好きな映画ポスター紹介」！
元映画助監督が所属しているラクスクリエイティブチーム。映画のポスターで印象的なものをヒアリングすると、思ったより多くのリアクションがありました。その中でいくつか抜粋してご紹介します。
たんぽぽ
■あらすじ
長距離トラックの運転手、ゴローとガンがとあるさびれたラーメン屋に入ると、店主のタンポポが幼馴染の土建屋ピスケンにしつこく交際を迫られていたところだった。それを助けようとしたゴローだが逆にやられてしまう。翌朝、タンポポに介抱されたゴローはラーメン屋の基本を手解きしタンポポに指導を求められる。そして次の日から「行列のできるラーメン屋」を目指し、厳しい修行が始まる。
■デザイン
印象的なイラストとロゴが目を惹きます。伊丹十三の映画ポスターは、味のあるイラストを使用したものが多く、Number One Design Officeで多く作られているようです。
ミッドサマー
■あらすじ
不慮の事故により家族を失ったダニーは、大学で民俗学を研究する恋人や友人たち5人でスウェーデンを訪れた。彼らの目的は奥地の村で開催される「90年に一度の祝祭」への参加だった。太陽が沈むことがないその村は、美しい花々が咲き誇り、やさしい住人たちが陽気に歌い踊る、楽園としか形容できない幸福な場のように思えた。しかし、そんな幸せな雰囲気に満ちた村に不穏な空気が漂い始め、妄想やトラウマ、不安、そして恐怖により、ダニーの心は次第にかき乱されていく。
■デザイン
怖い映画で明るい色が使われてるのが斬新。綺麗な色合いなのになぜか泣いている女性。またロゴもホラー感があり、「どういうストーリーなの？」と気になってしまうデザインでした。
アメリカンユートピア
■あらすじ
トーキング・ヘッズのボーカリスト、デヴィッド・バーンが 2018年に発表したアルバム、「アメリカン・ユートピア」を基にした ブロードウェイショーを、スパイク・リー監督が収録。 バーン氏と11人の演奏家がたちが、マーチングバンド形式をとり アルバム収録曲の21曲を圧巻のパフォーマンスで披露するライブ映画。
※ちなみにデヴィッド氏は坂本龍一氏と一緒に「ラストエンペラー」の音楽も担当されています。
■デザイン
ショーのドキュメンタリー映画をシンプルに表しているデザインが良い。UTOPIAの文字が逆さまなのも、ある意味皮肉を表現しているようで、映画をデザインで体現できているのでは？とのご意見も。
その他に紹介された映画ポスター
たくさんご紹介いただいたので、映画名だけでもいくつか挙げてみます。邦画・洋画・新旧問わず、みなさんの映画ポスター愛があふれ出た共有会になりました。
・アルマゲドン
・鑑定士と顔のない依頼人
・サカサマのパテマ
・ガメラ3 邪神覚醒
・もののけ姫
・La La Land
以上、クリエイティブチームのおすすめ映画ポスターデザインのご紹介でした。発表後にはみんな映画が観たくなったようです。
ここでは紹介しきれないほどの数があったので、これもどこかでまとめて記事にして欲しいなと期待しています！
出典：
ナンバーワン・デザイン・オフィス, http://no1do.jp/poster/ ,（2023/04/14）
映画ナタリー｜「ミッドサマー」ポスタービジュアル https://natalie.mu/eiga/gallery/news/364980/1283699,（2023/04/14）
メモリの藻屑、記憶領域のゴミ｜『ストップ・メイキング・センス』と『アメリカン・ユートピア』／映画『アメリカン・ユートピア』, https://globalhead.hatenadiary.com/entry/2021/07/26/115010 ,（2023/04/14）
これにて3月のクリエイティブ共有会についてまとめでした！意外と文章を書くのは難しいけど面白いですね。また他の誰かに議事録を書いてもらうようなので、楽しみにしております！
最後までお読みいただきありがとうございました。また次回もよろしくお願いいたします！
クリエイティブチームでは絶賛新しいメンバーを募集中です。カジュアル面談も実施しておりますので、お気軽にお問い合わせください。一緒に映画のお話もしたいです。
ちなみにこちらでクリエイティブチームの話と僕のアコギ（J-45）の写真が掲載されています。もしよければ合わせてご覧ください。
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