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感情に振り回されたくない人を応援📣自分の気分をレコーディングしてみよう

日々オンラインをベースに仕事しているサラリーマンさんから相談をいただきました。

雑談したりする時間、会議の間の隙間時間がなくなって余裕がないせいなのか、結構、些細なことでイラッとくることが多い自分に気づいています。
一つひとつは大したことではないのですが、イライラしている自分に振り回されてしまいます。

チームとしての成果に影響するからと相手にしっかり話を伝えるほどの重大事でもなく、ただ自分がイラッとしてしまうだけなので、抑えています。
ただ、抑えていてもイライラは存在しているので、なんとも言えないストレスが溜まってしまいます。

そもそも自分で自分の感情をコントロールできるようになりたいです。生産性も落ちるし気分は悪いし、誰も得しない感じがします。どうしたら自分の感情に振り回されないでいられるでしょう?

こんなお話をしてくださいました。
確かに、些細なことでイライラしていては、周囲の人も「どうしたのかな」と気になってしまいますし、何より自分が疲れてしまいますよね。

【気分をレコーディングする方法】

自分の感情をコントロールするのは、簡単そうに感じて難しいことです。

感情に意識がフォーカスしているときは、相対的に論理思考や冷静さに向く意識が少なくなっています。イラっとした気持ちに執着すると、その感情が増幅されて大きくなってしまうこともあります。

イラッとするなあ。
いつもアイツのせいだ。
アイツはなんでこうなんだろう。
本当に腹が立つ!

とどんどんエスカレートしていきますね。

これは解決になりませんし、何より心の不健康です。

感情そのものに執着せず、ちょっとだけ「客観視」できるように、自分の「視座をあげる」ための良い方法があります。

まずは、どんなときにどんな感情が出るのか【自分をよく知る】ことから始めましょう。

レコーディングです!

レコーディングすることで、そのときの感情を少しだけ客観的に見ることができます。

具体的な方法は、やりやすい方法でOKです。

使っているカレンダーアプリや、手帳の隅っこに、表情のマークを書き込むとか、日記を書いている人はそこに一つマークを加えるのを日課にするとか。

わたしは、アプリを教えてもらって使い始めました。

moodaというアプリで、iPhoneでもMacでも入力できて同期できます。
イラっときたら、すぐ書いたり、寝る前に1日を振り返って書いてみたりです。検索すると、いろいろなアプリがたくさん出ているのに驚きました。「気分日記」とか「気持ちメモ」とかいう名前で、さまざまです。

直感的に、続けられそうなフィーリングの合うものを選んでもらえたらと思います。

【こんな効果があります】

感情を記録し始めて、はじめのうちは、「これ、何の意味があるんだろ?」

と思うかもしれませんが、それでOKです。

このレコーディングが1週間、1ヶ月と貯まっていくと、見直してみたとき、意外なことに気づけたりするんです。

あれ?水曜にイラっとすることが多いなあとか、月の上旬、中旬、下旬でどんな変化があるかとか、自分で自分の傾向が見えてくるのです。

何らかの法則性や、特徴に気づいたら、その理由を考えてみましょう。

いつもこの会議の後にイラっとしているなあとか。

それがわかると「予測」が立てられるようにます。

予測していたことが起きると、そうではないときに比べて、人は冷静さを保つことができます。「あ、やっぱりね」と。

このことが、自分で自分を理解することにつながります。
何が嫌いで何が好きなのか。
どんな場面に遭遇すると、ワクワクして楽しい気持ちになるのか。そしてそれは「なぜなんだろう?」と考えてみてください。

サッカーが好き!
アイドルの◯◯が好き!
●●先生の授業は苦手

など、自分の感情は、全部、自分で自分の本心をキャッチする材料になります。「好きだから、楽しい」というだけでなく、「どこが好きなんだろう」「それって、なぜだろう?」と一拍立ち止まる癖をつけると、自分を自分で認識しやすくなってきます。メタ認知、自己理解の領域ですね。

どんな職業につこうか、
どんな事業なら自分の強みを活かせそうか、
そもそも嫌いなことは何だろう
何時間でもワクワク続けられることは何だろう?

自分を知ることなくして、自分らしく生きることはできません。本心からの願いを自分でキャッチするためにも、内面に目を向けるきっかけになると思いますよ。

ライン紺

大澤 弘子 
日テレHR代表/企業の人材育成を支援しています。
サラリーマン応援📣ライフコーチ
「がんばり屋さん」「優等生気質の人」などが陥りやすい<キャリア迷子>を、コーチングやキャリアカンセリングの技法を用いて乗り越える支援をしています。独自の『ひき算キャリア』メソッド。

コーチングやカウンセリングを受けてみたい方は、messengerでご相談ください。

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なかなかの男性社会で30年働いてきたテレビマンが、コーチングやカウンセリングで「自分らしく生きる」を支援中。限定少数しか出来ませんが小学生からシニアまで。