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#9 空っぽの朝をコーヒーとともに

実りある朝にするために

僕は、朝という時間がたまらなく好きだ。
自分の心身もそうだが、空気もリセットされたように感じるからだ。
そんな朝に、よりいっそう魅力的な色を加えてくれるのがコーヒーである。

相棒であるミルに豆を入れて、ガリガリと挽く時間は、
頭を空っぽにすることができる。

友人からもらったミニミル
かれこれ4年以上使っている朝の相棒の一角
豆一つ一つが愛おしいほど光っている
けれど写真撮る前にミルを綺麗にしておくべきだったと後悔

豆を挽き終わり、次なる相棒たちが待つ台所へ。

サーバーとコーヒーポットも相棒である
以前は電気ケトルから直接お湯を注いでいたが
細い口のポットで注いだ方が粉の膨らむ姿が可愛いし、美味しい

愛情込めて挽いた豆にお湯を注いでいく。
豆が少し膨らむその姿はなんとも可愛らしい。

注いで……
(後ろにある洗い物は見なかったことにしてほしい)
待つ。
そんなに膨らまなかったなぁ……。

そして完成したコーヒーと共に、書き物や読書に勤しむ。
この時間があるのとないのとでは、その後のパフォーマンスも変わってくる。
それくらい僕にとっては重要な朝のルーティンである。

左のマグカップは「ミュウツーの逆襲 EVOLUTION」が公開されたときに買ったもの
ど真ん中世代の僕は今だにポケモンが大好きである
いつかポケモン愛を語る記事もnoteで書きたい

空っぽの時間があってもいい

ミルで豆を挽いている時間。
粉にお湯を注いでいる時間。
透明なお湯が光沢ある黒に変わるのを眺める時間。
そうしてできた苦味で喉を潤す時間。

このとき、僕の頭の中は空っぽである。

先にコーヒータイムがあるのとないのとではパフォーマンスが違うと書いたけれど、それはつまり何も考えない時間があるかないかということだ。

思うに僕も含め、今生きている人たちは色々頭で考えすぎている気がする。
それはとても素晴らしいこと。みんな、とても頑張っている。
「いや、何も頑張ってない」って思っている人もいるかもしれないけど、
生きるって頑張ることだと思うので、やっぱり頑張っているのだと思う。

だからこそ、何も考えないことが大切なんだと思う。
それは自分を労わることでもあると思うから。
僕にとってはコーヒータイムが何も考えない空っぽの時間。

頑張っている自分に、空っぽというご褒美を是非。

——最後に余談。
僕の大好きな豆はグアテマラのアンティグア。
苦味がやや強めだがスッキリ飲みやすく、甘いものともぴったり。
機会があればぜひぜひご賞味あれ。

埼玉県所沢市にある角川クラフトで購入した豆。
いつも大変お世話になっております。

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