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怖がりの王さま

 嘘をつく人たち

小●圭 さん
小室●哉 さん
●子様

彼らは『風』。

篠田●りこ さん
●賀研二 さん
エンリ● さん

彼らは『海』

この二つの群は、似て大いに非なる。

 風は。自分のエゴが『ファミリー』という形をとりつつ、社会経験の中でどんどん拡大していく。膨張する欲望は、インスピレーションと実行力に大いなる推進力を産み続ける。戦って勝ち利益を挙げることが目的。行動が早い分だけ、法律遵守や他人の気持ちを積み残してしまう。また自らをも傷つけるが、それも勲章だ。

 海は。エゴとはプライドのことだ。風が勝者・覇者を目指すなら、海は生まれついての『王』だ。自尊心や完璧主義重視。最初から王なので、何もなくても勝つ必要もない。静かに金冠を被り、玉座に深々と座るのみ。ステップアップなどない、生まれついて高いところにプライドがある。『上から目線』と周囲の人から思われているがとうぜんだ。自分は『王』なのだ。彼よりも偉いのは自分の父か兄しかない。

 本来、海がとるべき行動は『高いプライドを現実に手にするために、それなりの努力をする』ことなのだ。『裏』の人なので、普通に考えると密かにコツコツ積み上げれば良いではないか。ところが、頭の良さが邪魔をする。

 風が失敗する理由には、周囲の人間よりも自分が賢いと思ってしまうこともある。実際には風の人間は優秀ではあるものの、比較的に頭が悪い。アイデアマンではあるが、それは思考に積み上げられたものではなく『単なる思いつき』であることが多い。TKが基本の5音だけ、ピロピロンとやってあとは久保●ージさんに『一曲作っとけ』とやってたという噂がある。エビはない。

 海が、自分のプライドを満たす実績を上げられない理由

 頭の良さがゆえに『先を読んでしまう』。邯鄲の枕。頭で考えて始めることもせずに諦めてしまうのだ。『やってみなきゃあ、わからない』現実にはそんな側面があるのに。

 傷つくことを恐れる。王であるが故に、完璧でなければならない。例えば、7割で合格する試験があったとして満点でなければ許せずに、結局は試験を受けないなど。どんな些細なことでも、それなりに時間をかけないとならない。そして失敗も必要だ。恥をかいたり、汗が無駄になったりもする。何かを初めて、自分が100%でなければ何もしたくない。恥も汗も嫌だ。だって王なんだから。何もしなくても、皆は傅かねばならん。

 だから、努力ができない。努力の結果を恐れるし、努力そのものもしたくない。努力を信じることができない。

北斗の拳で言うと、風はユダだが海はサウザーだ。

だから海は嘘をつく

プライドはあるが、現実がついてこない。努力も怖い。それじゃあ嘘をつくしかない。

 篠●さんは、自分がカッコ悪いことをしてしまったので『してない』と言い張る。

 ●賀さんは、沖縄にお店をオープンするのに直前になって梅宮さんに4,000万円足りないと言った。

 エンリ●さんは、一億の売上のために自分のお金を人に預けてそれで払ってもらうという裏技を使う。店を通す分だけ無駄金になるが、他で元を取るのだろう。

 これらの嘘は、現実と彼らの望みを瞬時に繋ぐ魔法だ。風の嘘が見え透いているのに比べて、上手に嘘を固める。頭は良いのだ。

 3人共に、相当なやり手だし。これからもずっと活躍できるだろう。できれば実力で頑張って欲しい。

小さく傷つこう

もし、あなたのコア=コードが『海』なら。

 先を読まない。恥や失敗を恐れない。努力をしてみる。

これを冷蔵庫の前に貼っておくことをお勧めする。

『それをやって、何か意味があるのか?そも、なんでアンタみたいな馬鹿の言うことを(王たる)私が聞かにゃあならんの?お?』

そう思われるだろう。

だが、その海の価値観は自分や周囲を窮屈にさせる。

人間の目標の一つは、軽く明るく暖かく。自由で・強くて・優しい気持ちになることだ。コキュートスは、その真逆。

 海の人には、『拘束』がついてまわる。それが悪い方に向くと、自縄自縛になる。

 若いうちから、やってみる。小さな傷を負うことを覚えよう。能力の高さは保証できる。だが、完璧主義は足を振わせる。せっかくの頭の良さも発揮できまい。

 プロ野球で活躍された清●さん。彼も、自分の現実とプライドの乖離に苦しんでおられただろう。

 こう言うふうに、上から目線で人を決めつけることは、不敬である。逆の立場なら私はムカつく。

 だが、ハッピーハックのミッション・あなたの幸せのためでもある。

風の人には、ほんの少し反省を。海の人には、莫大な勇気を。

最後まで、お読みくださりありがとうございました。

 


 
 

 

 

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