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金相場が1万円を超えた今、ここでもう一度金の魅力を考えてみました。

純金とは、純度99.9%の金のこと。24金(K24)とも言われます。

純金が2023年10月現在、金相場が1グラムあたり1万円を超えました。歴史的な瞬間を迎えた金、「純金」についておさらいをしていきましょう。

◆純金の魅力

【資産価値】限りある資源であること

世界が注目する金。その埋蔵量はあと10年もすれば枯渇するとも言われています。世界各国は、金を保有するのに必死で、採掘したり、換金したりして保有量を増やしているのです。人間が何故ここまで、「金」という物質にこだわるのか?はわかりませんが、「金が好き」という遺伝子が人間の潜在的な部分に働きかけてるのかも知れません。世界情勢や経済不安のリスクが日に日に、高まれば高まる程、世界共通の通貨的な役割として、金の存在価値が増してきております。

とある情報では

➡これまでの物価の上昇率から考えれば、まだまだ現在の金の価格は低く、倍以上の相場になってもおかしくないとか。

➡地球上で採掘されていない金は、今より採掘コストの掛かる海底や地中にもあると言われ、当然採掘する際には、相場もそれなりに高くなっていないと採算が合わないとか。

➡そもそも人口が爆発的に増加している訳だから、紙幣を稼いで、さらに欲の頂点でもある「金」を持ちたいという人々も多いはずだろうとか。

とにかく、金相場が上がる話しか聞かないのです。

10年位前に、金相場が5000円を突破した時も、「下がるより上がる」と言っていた当時のアンケートが残っていました。

まさか10年で倍になるとは思ってなかったですが、現実になっている訳です。20年前と比べるとなんと10倍近くにもなっています。

【存在価値】古くから大切にされてきた

古代から金は、黄金という唯一無二の存在として、魔除けや権力の象徴などで、大切にされてきました。有名なツタンカーメンのマスクや金閣寺や古代アステカ王国など、世界各国で崇められています。

古代エジプト文明では、太陽の神ラーの化身として金を祀っていた説もあり、古くから金の存在感が圧倒的だったことがわかります。

◆金色の金属は「金」のみ

金属の中で、銀色のものは多々あれど、金色のものは、金一択となります。まさに選ばれた金属といった感じでしょうか。

◆ずっしりと重い存在感

純金を持つと、見た目以上に重いと感じると思います。これは純金の比重が19.32と重いために、他の素材と比べて、ずっしりと感じるのでしょう。
銀は純金の約半分です。純プラチナは純金より重く21.4ですのでさらにずっしりと感じます。金の中でもK10は純金の約半分なので、実際に同じデザインで作っても重さで半分、価格で半分変わるため、実際のコストは約25%で済みます。最近、K10のジュエリーが多い理由は、それが理由だったりします。

【素材価値】地球上のものではありません

金の持つ特異性として、永遠に変わらないと言われる不変性があります。色が変わったり腐ったりせず、何度も再生可能な素材価値は、サステナブルな素材としても注目が集まっております。現在、金の精錬市場の4割ほどを占めるリサイクルの金は、今後もっと増えていくでしょう。

ちなみに、金は地球上で生成された物質ではなく、隕石の衝突によって出来たと考えられています。古くから人間の力、錬金術で金を作ろうと躍起になっても、なかなか答えが見えないのが現状みたいです。

終わりに


金の魅力は、資産価値の他にも色合いや存在感など多々あることがわかりました。

紀元前から続く金への憧れは、未来へと繋がっていくのではないでしょうか?


◆その他、金の事など色々書いてます。


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