くつろぎながら、たべる sono2
前回からのつづきです。
今日は、これからポリヴェーガル理論をもとにお話ししていくので、まずは、ポリヴェーガル理論の説明を先に簡単に説明していきますね。
これは、ちょっとしたことにも応用できるので、そういう視点を持つかたが増えたらいいな~と思っています。実際、これを絡めた講座を何か月も準備しているのですが、やっぱりおもしろい。のでついつい、追加が多くって…。(笑)いまだにまとめきらないまま、また、今日新しい神経系アプローチを学んでしまった…。
それほど色んな分野での応用ができると思います。
色んな方面からひもとけるなーと。
バランスとるって、なんか言葉にしたら簡単だし、楽そうだし、誰にでもできそうじゃないですか!!
でも、それを自分で客観的に判断できるって、なかなか難しい。
それを私は、いろんな学びから感情のガイダンスシステムに見習って
いい気分でいること、それが、何よりのバランスとる感じだと感じてます。
いい気分でいるって、
根底に安心しかないんですよ。
そこに不安って存在できない。
じゃ、ポリヴェーガル理論いきますね。
この理論を私が知ったのは2~3年前です。
ちょうど、コロナがはやりだした頃?だったかな?ある講座で知りました。
衝撃だったのしか覚えてない…。
だって、何十年もやってきた行動がまさか、反射だと思いたくない!!(笑)
考えてやったようでも、神経系ではそうじゃない、。
ポリヴェーガル理論
精神生理学・行動神経学者のステファン・W・ポージェス博士によって、1994年にはじめて提唱された自律神経に関する理論です。
「ポリヴェーガル」とは、
poly=多重、vagal=迷走神経という意味であり、
これまで単一の働きだと考えられていた迷走神経(副交感神経)が、実は複数(多重)であったことを説明した理論です。
はい、なんのこっちゃとなるのですが、
色んな検索かけると、心理系のカウンセリングの方や、鍼灸の方のHPでもかなり詳しく書いてあったり、いろんな方がまとめているので一度、このあたりは、検索してみるととよいと思います。
ここでは、私からはかなり簡単に。
今まで言われていたのは、
自律神経は、交感神経と副交感神経のふたつだという説。
それを、ポージェス博士は副交感神経は2つに分かれているということを話しています。なので、計3つの自律神経があるということです。
車での例えだと、
交感神経(アクセル)
副交感神経の中の背側迷走神経複合体(ブレーキ)
副交感神経の中の腹側迷走神経複合体(バランスをとる役割)
どれも生きていくためには必要なものであるんだけど、
要はアクセルが必要な時は必要な時にアクセルを踏めること、
ブレーキが必要な時はブレーキを踏めること
そして踏むときに、急速に踏むのか?(急ブレーキ)もしくは、ゆっくり踏むのか?
さらには、アクセルが必要なのに、ブレーキをふみっぱなしなことに気づかない。
ブレーキが必要な時に、アクセルを踏み続ける。
ちぐはぐなまま、そして、匙加減がわからないまま反射として起こっている。
この神経系の状態によって、食べ物の消化吸収が変わってきます。それだけでなく、
・闘争逃走モードなのか?(交感神経優位)
・フリーズ省エネ状態なのか?(背側迷走神経複合体)
・社会交流神経(腹側迷走神経複合体)がどれだけの自己調整能力をもっているのか?
などで、からだの機能は変わってきます。
どんなにからだにとって、良いものといわれるものをとったとしても、からだや心が常に、消化吸収できないモードだと、要はそれさえも毒になってしまいます。
うまく、言葉だけで説明しようとすると、まとめきらずにすみません。
ただ、このからだのシステムがね、自動的に起きてるんです。
自分の頭で考えたからといって消化を助けることはできないし、からだの反射として動いてる部分もあるよー-ってこと。
そして、いわゆる自律神経のバランスがうまくいっている人が目の前にいるとすると、その人のバランスのよさは、相手にも共鳴するということ。
これが大きな役割を果たすということ。
なので、自分の自律神経がよくなれば、自然と周りもよくなっていくのです。
私このシステムを知った時に、こんな素敵な循環システムしらなかったーと感動しました。
それと同時に、自分のシステムエラーに気づいたのです。
そう、私のこれが、うまく働いてないことに。
そのために、それから、日々の栄養とともにここ何年やって試してきたのが神経系へのアプローチです。自分をありとあらゆる客観視を学んできた気がします。
自分の前提を疑う。(笑)
最初は半信半疑だったし、それだけでいろんなことが変化するとは思いもしなかったんですよ。
でも、今はようやく実感を伴ったからこそ、栄養とリンクしだし、ようやく言葉になってきました。
少し前にYOGAの先生をやってる友達と話したのもあるんだけど、
消化吸収うまくいってない人は、起こった出来事の消化も苦手。
むしろ、現象として生活の中で起こった出来事の消化がうまくいけば、なんだか、からだの消化もすすむ・・・。からだもその部位が固い・・・。
人間関係のストレス、職場関係、家族、食、子育て、仕事・・・。
たぶんいろんな分野ありますよね。
わかりやすくいえば、
そのいろんな分野での
一部で、ものすごく興奮しきったような過覚醒状態や、フリーズして、引きこもった状態、その振れ幅が大きく急であれば急であるほど、からだはストレスを感じる。
これって、栄養でいえば炭水化物をうまく処理できない方の身体の中で起こる血糖値の乱高下状態と同じ。
そう。からだのシステムと心のシステム、
ほんとに似たシステムで動いてるから、ある程度、その振れ幅で何が起こるのか?そして、なぜそうなってしまうのか?を知るだけでも大きいと思っています。
また、別の話でいえば、あるからだの状態によっては、
からだの代謝を落とすことをしてまでも自分のエネルギーロスを守ろうとしてくれている。(甲状腺機能を低下させる状態)
そう、心でいえば、フリーズ省エネ状態。
その土台になるのがやはり、からだの状態。
卵が先か?それとも鶏がさきか?
と同じくらい、からだと心がつながってると感じてていろんな分野でのひもときができるといったのは、こういった理由からです。
前の記事からの続きでいえば、
敵対視を続ければ続けるほど、からだは、同じような心理状態をつづけて、ストレスホルモンだしまくってしまいます。
なので、いくら身体によいものを食べていても、ストレスでうまくいかず、ただの綱引き状態・・なるんです。
なので、少しずつからだへのアプローチが有効だなーとか、フォーカスする先をあるときは大雑把にみる視点をもつことが大切になってくるんです。
視点を違う方向からみること。
【Food is friend】
今日は、まとまりきれなかった感がありますが、ここまで読んでくださってありがとうございます💗
何かの参考になれば・・・。
yomogi