"お金を稼ぐ"、仕事への姿勢-賃金に値する価値は自分にあるのか?-
ここ最近の僕はいかに楽してバイトするかという発想で働いていました。
そしていつの間にか、僕の中で
バイト(仕事)=時間を売る(その分のガマン)という構図になっていることにも気づきました。
就活しながら、散々自分の働く先について考えてる癖に今の生活がコレでいいのかと疑問を感じました。
そんな訳で、僕なりの解釈と角度で"働く"と"お金"について書いてみました。
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-目次-
①日雇いアルバイターの危機感
②ブルージャイアントから学ぶお金と仕事の向き合い方
③自己認識の先にある行動へ
<日雇いアルバイターの危機感>
僕は今、日雇いアルバイターとして絶賛フル稼働中です。
日雇いは人間関係も気にすることはないし、時間も自分の思うように使えるので凄くメリットは多いと思います。
さらに基本的に行く所ほとんどが初めての場所なので、バイト先が僕に求めるものもさほど多くもないので大きなミスも起こりにくいです。
そんな環境でぬくぬくと時間が来るまで働いていて感じたのは、"自分の行動に責任を持つ"という意識がすごく弱まってしまった事だと思います。
何というか、日雇いバイトの人って、ものすごく部品なんです。
毎日を回すために付けているまぁ最悪無くても困らない程度の部品。
(あくまで僕の主観ですが気分を害された方が居れば謝ります。すみません。)
今の僕を4つの人材(人財、人材、人在、人罪)の考え方に当てはめた時、確実に人在以上の人間ではないと気づきました。
働く上で成長するし、成果も出す人は人財なんて呼ばれる。
僕も目指すところはそこがいい。
そんな事を思いました。
<ブルージャイアントから学ぶお金と仕事の向き合い方>
そんなわけで日頃の意識を見直したいと思うのですが、自分1人だと中々コレが上手くいかない。
甘えきった自分の根性に頭を抱えている時にある漫画のワンシーンを思い出しました。
それは僕が1年くらい前からハマりだした漫画で「ブルージャイアント」というジャズミュージシャンを目指す男の物語です。
主人公は本気でプロのジャズミュージシャンになるために海外まで出てきますが、資金が底を尽きます。
そこで仲間に路上ライブをしてみろと言われやってみるとコレが意外と好評でかなりの資金を確保できました。
しかし、主人公は
「これは楽だ。というか...これはオレ流じゃない。もしこれを続けていたらきっと俺の音も楽になってしまう。俺はハードな音が好き。とてもとてもハードな音。そのために、いつでもハードでいたい。」
と言い、路上ライブでお金を稼ぐ行為を一切しなくなります。
代わりにキチンとプロのミュージシャンとしてライブハウスに出演し、そこでドンドン認められていくようになるのです。
(ちょうどこの巻にあるお話です。純粋に面白いのでオススメです。笑)
このシーンに僕は主人公のお金と仕事に向き合う哲学を感じ、衝撃を受けました。
少なくとも今の僕が同じ状況なら、もっと路上ライブをして資金を集めてしまう気がしました。
主人公が取った"自分の音楽を徹底的に追求する"というスタンスには「同じお金が貰えるなら楽をしよう」という発想とは真逆の所にあると思います。
自分が目指す所を明確にしたからこそ行動の基準が自然と上がる、そんな風に僕は感じています。
<自己認識の先にある行動へ>
仕事をしてお金を貰う。
それって自分が生み出せる価値やパフォーマンスにお金を支払っていただいてる事だと思うんです。
ジャズミュージシャンに限らず、今後僕がなるであろう一般のサラリーマンも同じだと思います。
僕もインターン時代、日給5000円に見合う価値が君にはあるの?と何度も問われました。
当時は自分の能力を周りと比べて、自分にその価値があるなんて全然思うことができませんでした。
そんな経験も込みで、もっと今後は個の専門性を高めて、必要とされる人になって行きたいと思うようになりました。
ちゃんと自分の提供できるものを知り、それに見合う価値を認識する。
その感覚を持ち続けることで、お金の為だけに働くのではなく、もっと本質的な仕事の意義を見出せるのではないかと思います。
僕は大学4年で社会人になるまでもう少し時間があります。
ここの使い方をどうするかがすごく大切だろうな、頑張らなきゃな、なんて事を思います。
ライ
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