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不意に出会う、変化する思い出たち。

僕は小学校3年で転校しました。
就活で色々人生振り返って思うのは
この転校は僕にとって些細な居場所の変更に留まらず、とても大きく影響を受けた出来事だったという事でした。

そんな思い出が詰まった懐かしの地に、ふと立ち寄る機会がありました。

そして本当に何気なく、駅の近くにあるスーパーに寄ってみることに。
小さい頃は母親の買い物について行って何を買うのか楽しみでした。
そんな懐かしくて見覚えのある景色。

中に入ると子供の頃は夢の場所だったお菓子のコーナー。
いつも美味しそうなお惣菜コーナー。
ポケモンパン目当てのパンコーナーもよく覚えてる。
小さな僕が体験したワクワクは今も僕の中に残っていました。

思い出す記憶に懐かしさを感じつつも、
思い出せたからこその違和感も感じました。

こんなに小さなスペースだったろうか?
こんなに小さな台だったろうか?

見えていた景色が今と昔で大きく違ってしまったのです。
多分、お店の規模感やレイアウトにそこまで大きな変化はない。
変化したのは僕自身で、
物理的な高さの差が僕の成長を証明しているように思えます。

もう小さい頃に見えていた景色を見ることは出来ない。

こうして見える何気ない景色も日に日に変わっていく。
今見えている景色も5年後には全く違って見えるかもしれない。

自分も少しずつ変わってきているんだ。

懐かしさは幼い記憶の尊さと今見える景色の有り難みを教えてくれる気がしています。

そんな変化を愛おしく思いながら、
今見える景色を大切にしよう。

そんな事を思う思い出の帰り道。

ライ

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