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#21 耳が痛い話ほど良い

【私の仕事術:❷発想を膨らませるコツ】
自分の意見と違う意見は、新しい発想をくれる種

「この人と本当に意見があわないんだよな」って思う人、周りにいませんか?

「これって、とっても画期的なサービスじゃない?」と話をしたのに「えー、そうですか?別にそうは思わないですけど・・」とそっけない反応をする人

「お客様満足度No.1を目指そうよ!」と言えば「さっきは売上が大事って言ってたじゃないですか」と、口を開いたら揚げ足を取るような事をいう人や屁理屈を言う人とか、世の中には色々な人がいます。

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やる気がある時ほど、水を差すような発言をされるとモチベーションも下がりますし、言われたくないですよね?

でも、『自分にとって耳が痛い話ほど有益』だと思う事をおすすめします。

といいつつ、私は元々とても負けず嫌いなので、若かりし頃は、気に入らない事を言われたら、カッとなってムキになって反論していました。

でも、今はかなり気持ちをコントロールできるようになった方かもしれません。そのきっかけは、ドコモ時代の後輩とのやりとりですね。

当時、いつも細かい事を指摘してくる後輩がいました。評論家のように自分の考えを散々話をした後、「でも決めるのは、役職者である横田さんの仕事ですからね」と不敵な笑いとともに去っていく。私がやることに対し、もっともらしい理論展開で、いつもマウントをとってくるんです。「なんなんだ、あいつは!」と思っていました。周りからも「あいつ、ほんと失礼ですよね!なんなんでしょう」って言われるほどでした。

ところが、ある日ふと「いつもいつも、ほんと飽きずに色々指摘してくるよなー」って感心するようになってからは、彼がどんなにマウントをとってこようが気にならず、どうぞどうぞとマウントをとられる事を気にしないようにしたんです。

全てが正しいわけではないですが、あまりに自分とは違う視点で話をしているのがだんだん面白くなって、自分では考えつかない事を言ってくれるというのは、ある意味新しい発想や着眼点を教えてくれるなと思えたからです。

ちょっと違いますが最近、SNSでの炎上に対して「こんな私の為に、時間を作ってくれてコメントしてくれてありがたいと思う」という著名人の方がいますが、今はちょっとその気持ちもわかります。
(※炎上はしたくないですし精神的につらいのも、もちろん理解しています。)

一人で考えていると、時にとても楽観的に、時に必要以上に不安になったり、どうしても独りよがりな考えになりがちです。

ですので、自分の意見があわない事を言われて、イライラしたり悲観するのではなく、私は「なるほどー、そう来ましたかー!」と、どんな違う意見をくれるんだろうとワクワクすらするようにしています。

皆さんも耳が痛い話は辛い時もありますが、一呼吸おいて「全く違う視点で見た話を聞けた」と思ってみるのもありかもしれません。


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