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あの子に出す手紙

皆さん、こんばんは。綺羅です。

今日もnoteをご覧いただき、ありがとうございます。

スーパーへ買い物に行くと、皆さんの買い物量が心持ち多くなっているように感じます。

「在庫はしっかり確保されている」ことは分かっていても、商品のない棚を見ると、不安だと思う心理が煽られてしまうのでしょうか。

こういう時だからこそ、状況や情報をしっかり見極めて生活していきたいものです。


物は消費するとなくなってしまいますが、相手への気持ちや思いはどうでしょうか?

気持ちや思いは目に見えない分、言葉だけで「こうだ!」と言ったところで、本当に相手に伝わっているかどうか分かりません。

私は、大切なことを伝えたいと思う時は、メールよりも「手紙」を送ります。

手紙は、自分の気持ちや思いを書くだけではなく、それ自体に相手への気持ちや思い、メッセージを込めることができるからです。



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便箋えらび


私は「あの子」に手紙を出す時が楽しみだ。


普段SNS上でも話しているけれど、時々写真があがる度に見ることができる、

金平糖が飛び跳ねたような文字、

柔らかなタッチで描かれるイラスト、

甘いお菓子を題材にした優しい詩集のような文章、

を、ずっと眺めていたくなる。


心が折れそうになっても、あの子の書いてくれる「綺羅さん」という文字で「もう少し頑張ってみようかな!」という、先に進むための力が湧いてくる。


そんな優しい後押しをくれる彼女に、どんな便箋で送ればいいのか、迷ってしまう。

かわいいお菓子の柄がいいのか、優雅なお姫様の柄がいいのか、

愛らしい動物の柄がいいのか、きらきらが散りばめられた星柄がいいのか、

迷いに迷って、私は、野原の草花と妖精さんの柄にした。

野原の草花を、妖精さんが眺めている絵の入った便箋だ。


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野原の草花は、誰にも手入れされることはないけれど、手入れされていないが故に、いつも美しく咲いている。

妖精さんは、ただ、草花の様子を見守っている。

優しく見守ってくれる、彼女の姿にぴったりだと、思った。



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手紙を書く


さあ、いざ文字を書こうとすると、変な緊張が襲って来る。

SNSでは文字を打てばいいだけなのに、紙を目の前にすると、ペンがとてつもなく重く感じてしまう。


綺麗な文字で送りたい、見やすい文章を書きたい、

それとも丸まった文字の方が親近感が湧くだろうか・・・


考えが次から次へと浮かんでくるけれど、立ち止まっているわけにはいかない。

とりあえず、考えていた順番で手紙を書いていった。

”こんにちは。最近の調子はどうですか?いつもありがとう。それでね・・・”


調子よく書けるようになったと思ったら、新たな問題が。

B5サイズの便箋1枚は書いたけれど、このまま書きたいことをそのまま入れてしまうと、間違いなく5枚ほど書いてしまうことになる!

手紙だって、便箋が多すぎれば、何を伝えたいのか分からなくなるし、

少なすぎるのは、事務連絡のような味気ないものになってしまう。


多く書くから良いとか、少なく書くからダメという問題じゃない。

相手に「あなたと交流できる時間が本当に嬉しいです。いつもありがとう。これからも仲良くしてね。」という内容が、確実に伝えられることが、とても重要なんだ!


考えた内容を、確実に伝えたい事になるまで、さらに不要な文章を削いでいく。

イラスト描く時のモチベーションの話とか、お互いの生き方についての話しとか、今、この手紙ではいらないよね・・・。

と、独り言で確認しながら書いていく。


さて、書けたぞ!

文章は、綺麗な形式では書けなかったけれど、彼女に伝えたいことや、感謝の気持ちは書いたから、きっと大丈夫!!



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封書と投函


あとは、切手を貼って、ポストに投函するだけ。


切手もかわいいものにしたいな。

花で統一するのも悪くないけれど、ここに動物もいたら、もっとかわいいだろうな!

様々な種類を持っているけれど、直感のままに、この柄にした。


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あの子の雰囲気に合えばいいな、気に入ってくれると嬉しいな。

手紙を受け取ってくれた時の笑顔を思い浮かべて、ポストに投函✨


きっと無事に届いてね。



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手紙という感謝


あの子から「手紙届いたよ。ありがとう。」と連絡が来た。

嬉しくて「また書くね!」と言ったら、とても喜んでくれて、その1日は幸せな気持ちで満たされた。



・・・これでようやく、手紙を書き終えることができました。


手紙は、便箋を用意し、文章を考え、実際に書いて、ポストに投函して、相手に届くまでに、多くの時間が割かれます。

自分の時間を割いてでも、手紙を書きたいと思える相手は、自分が苦しい時、辛い時、悲しい時に支えてくれた人物であり、どんなに感謝の言葉や気持ちを言ったところで、形として残るものではありません。

なので、私は手紙を書きます。

あの子への感謝の気持ちを、少しでも形として、渡したいから。


あなたと話せて嬉しいよ。いつもありがとう。これからも仲良くしてね。



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トップ画像は むかいだ ナツコ様 からお借りしました。

ありがとうございました!


それでは今日はここまでです。

皆さん、いつもありがとうございます。これからもよろしくお願いします。

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