<Vol.65>資格を取る、ということ

勉強すること、648日。。

およそ2年弱の月日をかけ、ようやく1つの資格(NSCA-CSCS)をゲットしました。

今日は「勉強」について思うことをまとめてみたいと思います。


<学ぶ>

『学ばざるもの、教えるべからず』

僕が教育の道を歩み始める時に、恩師にかけられたのがこの言葉です。

「人にものを教えるならば、お前は常に勉強し続けろ」

「1の知識で1を教える愚か者にはなるな。100の知識で1を教えろ」

当時は重たい言葉に感じていましたが、最近になってこの言葉の重要性がよくわかります。

時代のスピードが早くなったこの時代、教わったことを教えるだけでは取り残されてしまいます。

「先生、それ、いつの時代の話なんですか。。最近の常識はこうですよ」

そう言われるようでは、教育者として大失格。

常にアンテナを張り、知識や情報は随時ブラッシュアップしていかなければなりません。

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今回取得した「NSCA」というのは

National Strength & Conditioning Asocation』(全米エクササイズ&コンディショニング協会

の略であり、フィットネス業界においては最大手の団体です。

ここには

CPT(認定パーソナルトレーナー)

という資格と、

CSCS(認定ストレングス&コンディショニングスペシャリスト)

という2つの代表的な資格があります。

今回取得したCSCSはストレングス&コンディショニングの認定資格として唯一、全米資格認定委員会(NCCA)の承認を受けている由緒ある資格なので「取っておいて損はないかな」と軽い気持ちで乗り出しました。

それが今から4年前のお話。

そこからおおよそ2年をかけてCPTに合格し、さらにその後2年をかけてCSCSに行き着きました。

700ページにおよぶ教科書、、

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見開きで4段になる専門的知識、、

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細かな表やグラフの理解、、

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そして膨大な量の参考文献、、

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これら全ての情報を頭に叩き込み、自己流のパワポ資料まで作成して試験に臨みました。

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そして、note内には「要点まとめ講座」も作成して、アウトプット練習に励みました(詳細はこちら:<NSCA-CSCS:要点まとめ講座(全40話)>)。

⇧要点を全部まとめてあるので、コレだけでも相当勉強になるはず。

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要するに、何を言いたいかというと

結構、がんばってるんですよ。。

ということを伝えたいのです←

これは別に褒められたいとか認められたいという、承認欲求からくるものではなく。。

普段、仕事の中で授業をしたり、セラピストさん達の質問に答えていくと、

「Tomyさんは凄いですね、私なんか…」とか「今さら自分には無理です…」などとネガティブな言葉を吐く人がいます。

おい、ちょっと待て、、と。

申し訳ないですが、そういうネガティブなことを言うセラピストより、僕のほうが圧倒的に勉強している事実があります。

知識量はインプット量であり、インプット量は「かけた時間」に比例します。

時間もお金もかけてこなかった過去の自分を棚に上げて、人を妬み、自分を蔑むような発言はしないでほしい…と心から思ってしまうわけなんです。

生まれた時から知識がある人はいませんし、寝ている間に情報が入ってくる人もいません。

1つ1つ積み上げた過去が今を作っている、それだけです。

だからこそ「私はダメだ…」と嘆く暇があるのであれば、今から1つずつ積み上げていきましょう。

僕はそんな人を精一杯応援していきたいと思います。

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セラピスト特化型の人気コラムです。普段セラピストを教育する立場にある筆者が、セラピストとして大切なことをギュギュッとまとめてお届けします。

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