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2/365 本日の映画『失くした体』
繊細な映像に大胆なアニメーションが上手くマッチしていて、
物語はシンプルながらも切断された手の視点から見た社会が描かれている。
作品を通して様々な背景から
"冷たさ"
を感じ、回想シーンではモノクロが使われ色と温度を失った世界を描いていたり
人間を細かく描かれているが全体的に淡白で温度を感じない様子が
まさに主人公の置かれている立場を描いているように思えた。その中にも
"正気"
が戻る瞬間、一瞬が見事に描かれていて、
作品の前半と後半で主人公の温度の違いから
"なんとなく死んでいる"
と
"生きている"
の違いを感じた作品でした。
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