見出し画像

「授業はおでんのようなもの」鮮明効果

2月に入りいよいよ今年度も終盤になりました。オンライン授業では始めてYoutube動画を撮影し、MetaMojiを使い新しい形の授業を行い今後のICT活用の可能性について学ぶことができました。しかし、やはりリアルタイムで教壇から行う授業の方が恋しくなりますね。私の授業が発問中心(生徒に質問をしてその答えを受けて展開する)のスタイルなので特にそのように思うのかもしれません。良い授業を考える上で大切にしている心理学の効果があります。それは


鮮明効果(vividness effect)


です。これは例え話や比喩を上手く使うことで生徒の興味・関心を集め理解や納得を得ることができるというものです。確かに『アリとキリギリス』で有名なイソップ童話も「どんな時でも勤勉に働くことが大切です」と言葉で言われるよりも勤勉なアリと無計画なキリギリスという例え話で見聞きした方がわかりやすいですよね。

【例え話を使うメリット】

①記憶に残りやすい

②イメージしやすい

③感情へ訴えかけやすい

などが挙げられると思います。


授業はおでんのようなもの


画像1

授業における例え話を自分なりに考えてみました。授業はおでんのようなものだと思います。おでんの具はたまごや大根、こんにゃくなど昔から変わることのない定番のものがあります。授業も基本的には教科書に準じて教えるべきものが変わらずあります。しかし、それだけでは物足りなさをどうしても感じてしまいます。おでんでも最近ではトマトやロールキャベツなど今までになかった新しい具材が人気になっています。

画像2

また削り節や青のりを振りかける静岡おでんのようにアレンジを加えたものが新たな定番になり、人々に愛されるようになります。授業もおでんも苦労して下ごしらえすること、そして手元に届く時の熱さが大切ですね。このような形で生徒に伝わりやすい例え話を盛り込んだ授業を続けていきたいです。


最後までお読みいただきありがとうございます!サークルを立ち上げました!↓こちらもどうぞ!また良ければスキ♡やフォローをいただき、noteや教育現場をより良いものにしましょう!


たるみん先生制作の私のMetaMoJi実践事例②のYouTube動画もぜひ↓


8/27に学校のICT推進(リモート授業など)を考え、意見交換ができるサークルを立ち上げました。まだ9名しかいませんが50名以上の学校関係者やICT機器関連の方、保護者の方の登録を目指しています。ご興味がある方はコメント欄に書き込み、そしてサークルへのご参加よろしくお願いします!

この記事が参加している募集

#スキしてみて

527,181件

学校ICT化のために有意義に使わせていただきます😁