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全国的な大雨が続き、各地で土石流などの災害が起きています。このような大雨が続くと3年前の西日本豪雨災害を思い出します。

多くの方が亡くなり、全国的にもニュースになった2018年7月6日の週末のあの出来事は鮮明に覚えています。前日からの大雨で教員のスマホが数分おきに災害アラートが鳴っていました。雨に「不慣れ」な私たちはあまり危機感なく帰路につき、職員室を後にしました。

その夜、さらに勢いを増した雨が続き、玄関前の道路がすでに川のようになっていてようやく恐怖という感情になりました。TVでは各地の河川の映像、さらに決壊した川の水が町々に流れ込む映像が流れていました。

翌日は土曜日。あの惨事が朝からニュースを独占し、空には近所の病院が所有しているドクターヘリや自衛隊のヘリが飛び交っているのをただ見上げていました。

そうしていると昼過ぎ、学校からの連絡がありました。

当時本校の2年生が修学旅行先であるグアムと北海道へ飛び立つために準備していた荷物と楽しみが詰まったキャリーバッグやクリーニングから戻ったばかりの制服までもが流されたという連絡でした。幸い生徒の中から死者は出なかったもののこの出来事は自分の無力さを感じさせる経験となりました。

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しかし、その中でも得たものもありました。それはSNSの強みについてです。

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ニュースでは伝えられていない被害状況をたくさんの個人の方の投稿で知ることができたり、水害で制服を失った在校生たちへ卒業生たちが自分たちの着ていた制服を寄付する支援の声をSNSで上げてくれたりしたことです。

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GIGAスクール構想で1人1台端末が実現しつつありますがこれらの強みを学び活かすことができる生徒を育成していきたいです。


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