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「反対する人は2割」パレートの法則

新しいことにチャレンジするためには様々な障壁が立ちはだかるものです。そしてそのプロジェクトの規模が大きくなればなるほど1人ではどうしようもありません。そして1番やっかいなことは「反対する人」や「何もやらない人」の存在です。それを考える上でよく取り上げられる心理学の法則、これもとても有名ですが

パレートの法則


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この法則は「80:20の法則」や「2:8(ニッパチ)の法則」、「働きアリの法則」、「ミツバチの法則」、「ユダヤの法則」というように別名がたくさんあります。それだけ様々な場面で見られる法則なのですが「売上げの8割は2割の社員に依存する」といった傾向を指し、集団の報酬や評価が2割の社員に集中するということです。もう少しわかりやすく言うと地面を歩いて一生懸命、働いているアリは2(とても働く):6(どちらでもない):2(働いていない)という集団に分かれます。つまり


2割の「できる人」、2割の「やらない人」


組織がこのような構成になるということは働きアリやミツバチなど自然界の摂理だということです。それはもちろん人間にも当てはまると思います。教室や職員室を想像して考えてみると、LHRでの話し合いや職員会議の場面で「なるほど」と感じると思います。ここで2割の「やらない人」、言い換えれば「反対する人」の存在が気になります。しかし、このパレートの法則は奥が深く、この2割の人をいくら排除しても残ったメンバーが後々2:6:2という構成になってしまうそうです。だから排除するという考えは止めて、こう考えましょう。それは


反対する人の逆を向けば、8割の仲間がいる



これは20数年前にベストセラーになった漫才師の島田洋七さんの本『佐賀のがばいばあちゃん』に書かれていた内容です。いじめられていた洋七少年に祖母が「2、3人に嫌われても、あと地球には60億人いるよ」というアドバイスをする場面に感動し今でも覚えています。2割の「反対する人」に気を取られがちですが協力してくれる仲間は多くいるはずです。現在ICT教育を推進する中でその先頭に立って努力している教師に対して様々な反対や批判の声があるはずです。しかし必ず協力してくれる人がいます。そう信じて生徒のために何ができるか明日から2学期、頑張っていきましょう!


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