「話す割合は相手8:自分2」カタルシス効果
昨日生徒からこんな質問がありました。「先生、会話を上手く続けていくコツは何ですか?」というものでした。なかなか難しい質問ですが会話は言葉のキャッチボールです。その生徒もそうですが自分自身が面談をする際も自分ばかりが話し続けてしまうことがあり、一方的になりがちです。そんな時、頭に入れておいた方が良い心理学の効果があります。それは
カタルシス効果
これは、人間の本質で感情を吐露することによって安堵するという心理効果です。会話をする際にまず相手に自分の悩みや不安についての話を聞いてもらうことで信頼感が増します。この効果は日記などで文章に起こすことや映画で思いっきり泣いたらスッキリしたということなどでも得られます。会話上手な人は「聞き上手」とよく言いますが、まず相手が話したいことを聞く姿勢を持つことで信頼を得て、自分の話を聞いてもらうことができるということがわかります。
「話す割合は相手8割、自分2割が一番良い」
以前営業マンをしていた時に上司からこのようなアドバイスをもらいました。営業を始めた最初の頃は、どうしても商品の説明を続けてしまい自分自身が喋り続けてしまうことが多かったです。なかなか営業実績が上がらず悩んでいると、この助言をもらい意識するようになりました。しかし、なかなか飛び込み営業やテレアポをしている時に相手が8割喋ってくれることは難しいです。その中でも「こちらは2割、話す内容を精査して聞く姿勢を意識しよう」そう思うだけで話す内容が変わったように思います。
アウト(悩みやクレーム)を引き出す
これに加えて当時会社の中で使われていた言葉である「アウト(お客様の悩んでいることやクレーム)」を引き出し、それを改善できる提案をすれば一番のファンになってもらえるということも意識していました。現在も面談や授業、そして学年団運営のマネジメントなどでも活用することができています。会話をする際も相手が悩んでいることを聞き出し、それに寄り添うことで自然と会話が続いていき、話す機会も増えてくると思います。もしも叶うならコミュニケーション能力を向上させて、信頼してもらえる人になりたいものですね。
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