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病気と療養〜カウンセリング編〜

こんにちは!rumiです🌹

今日は私が療養の過程で受けてきたカウンセリングのお話をしようと思います。

休職した当初(2020年1月下旬)、私は3月の復職を目指していました。そこで月に2回(これは結構なハイペースらしい)心理士さんにカウンセリングを行ってもらっていました。

私の担当の心理士さんは女性の方で、とても優しくて話しやすい人です。

とはいえ、カウンセリング初回の私は、不安と嫌悪感のようなものでいっぱいでした。当時の私は、人と話すことすら嫌だったからです。

でもいざカウンセリングが始まってみると、不思議なことに少しずつ話せるようになっていきました。さすがはプロ。決して話すことを強要してこなかったからかなと思います。当時の私は荒みきっていて、本当に信頼している人以外の人の好意も素直に受け入れられない状態でした。もしも強要されていたら、絶対拒絶を起こしていたはずです。

最初のカウンセリングでは、カウンセリングのゴールを決めました。私の場合は、「何が原因でこんな状態(うつ病)になったのかをはっきりさせたい」。そこで、まず体調を崩して転勤先の大阪から実家に戻るに至った経緯を説明しました。

心理士さんは、私の支離滅裂な話を真剣に、そして「本当にきつかったんですね」「頑張り屋さんなんですね」「よく耐えましたね」等の相槌を打ちながら聴いてくれました。

このとき改めてわかったこと。それは、言葉にすることの大事さ

言葉にすると、自分の考えを整理することができる。

頭ではわかってはいたものの、私は感情(特にマイナスの感情)を溜め込みがちで、誰かに相談することが苦手でした。何かあっても相手が察してくれるまで、自分から頼りにいったり、誰かに甘えるのも苦手でした。それは仕事においても、プライベートにおいても両方で言えることでした。

私はひとりっ子で、両親は共働き。特に母は忙しく、私が寝た頃に帰宅するか、出張で1週間家をあけることもありました。そんな両親に代わり祖母が基本的に育ててくれ、完全なおばあちゃんっ子でした。祖母やその友人等、たくさんの人に可愛がってもらいながら育ってきたものの、幼いながらにダウン症の叔父もいたため、祖母には迷惑をかけてはいけないと思っていた気がします。(20年ほど前の話なので、記憶が曖昧…笑)また、成長するにつれて、「自分のことは自分でする」というのを特に母から言われてきました。これは、私がひとりっ子だから。両親に何かあった時、私ひとりで何でもしなきゃいけないからです。

まぁ、そんな環境で育ってきた私。話は戻りますが、気づけば、誰かに頼るのも、甘えるのもすっかり苦手になっていました。

仕事でも学生時代の勉強の要領で、まずは自分でやってみてから、先輩にアドバイスを求めるのが私のやり方でしたが、いかんせん大学まで学んできたことと畑違いの分野での営業活動。OJTなんて私にはついていないし、まともな引き継ぎもなく、10月になると「はい、いってらっしゃい」状態。何から手をつければいいのかわからない。いや、もはや何がわかっていないのかわからない。外資系で中途採用ばっかりでやってきていた私の会社は、新卒への対応がよくわかっておらず、お互いに手探りの状態でした。不安で、自分が不甲斐なくて、涙ばかりが込み上げる日々。人前では泣きたくないのに、先輩の前でふと込み上げてくる涙を止めることもできず、全く頼りにならないマネージャーに代わり、先輩がいろいろと教えてくれていたのですが、頭でわかっていても失敗や先輩たちに迷惑をかけるのではないかという心配から100%理解できていないと行動に移せない自分。そんな自分が情けなくて、不甲斐なくて…

プライベートでは、転勤のせいで親友や友達とも離れ離れ。転勤先の大阪に1人友達がいてくれたことがせめてもの救いではあったものの、その子はシフト制の勤務形態で土日が休みとは限らない。転勤してからお付き合いを始めた男友達とは、東京と大阪の遠距離でなかなか会えないし、お互いLINEとか面倒くさいと思ってるタイプだから週に1回の電話くらいしか連絡してなくて…(本当なら遠距離だからこそマメに連絡することが大事だと今は思う)。滅多に連絡しないから、電話とか連絡とってる時はお互いをもっと理解することに時間を使いたいと思っていて、弱音を吐いたり、上手く甘えることができませんでした。彼は優しい人だったから、何でも言ってねって言ってくれてたのに、それができなかった自分。付き合ってから実際に会ったのは1回で、学会やら仕事やらで疲れ切っていた私は、彼のために時間をつくれなくなっていました。本当は月に1回でもいいから、週末お互いに行き来して同じ時間を過ごしたかった。せっかく私のことを好きって言ってくれたから、いい彼女になりたかった。付き合って3ヶ月が経つ頃には、精神的にかなり追い詰められていて、友達に戻るという選択をしました。でも、後から彼の存在が私にとってどんなに大きいものだったか、精神安定剤のようなものだったかわかり、別れを選んだことを後悔しました。

と、まぁこんな感じに、その時思っていることを言葉にしていきました。

2回目のカウンセリングだけは、THE精神科のカウンセリングみたいな感じで(私の勝手なイメージ)、事前に回答した300問近い問題によって私の性格や考え方の傾向を確認したり、言われた通りの絵を描いて、おそらく精神状態をはかったりしました。

3回目以降のカウンセリングは、普段困っていることや最近どのように過ごしているかを報告したり、たまに愚痴ってみたりしながら、問題をひとつひとつ一緒に解決していっています。

途中で大きく体調を崩したため、復職時期が延期になってからは月に1回のカウンセリングに頻度は減りましたが、約1時間かけて考えを整理したり、精神的に追い詰められてしまった場合の対処法をいろいろと試しながら見つけていっています。

途中脱線しちゃったし、かなり長々となってしまいましたが、カウンセリング編これにて一旦終了とします🙇‍♀️





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