連絡1つで、あなたが決まる

高校時代の知人が急に連絡を寄こしてきた。

『結婚して、子供が出来た』

この連絡を聞いたときは
素直に嬉しかったし
「おめでとう」という気持ちが
あった。

だが、彼女の心配りが少し疎かに
なっていることが
「○○な人は～」という括りにされる
原因になるのではないかと思った。


最後に連絡を取り合ったのが
3年くらい前かと思う。

それからの急な連絡であり
ランチでも行こうという話に。
ランチの日程を決め、その日が近づいたころ
私の職場で、コロナの陽性者が相次いで発覚。
自身もコロナのウイルスを持っているかも
しれないからと、日にちを延期することに。
この延期に関しては
互いに了承を得て延期へ。

しばらくして
延期になったランチの再日程の
連絡が私へ来た。
具体的な日にちを提案し
日にちが決定したが
決定した日にちが、水曜日であった。
水曜日だと個人のお店が休みなところが多く
私たちが兼ねてから予定していた
お店も定休日だった。

水曜日は定休日が多いんだよねと私が伝えると
彼女が、候補のお店を探しておく！と。
私は、その提案に甘えることにした。

上記の提案のやり取りが
ランチの決定日の
1か月ほど前のこと。

いまだ、彼女からの返信がない。
もう約束の日は、すぐそこに来ている。

私から催促の連絡をすればいいかもしれないが
彼女が私とどれだけランチへ行きたいか？
というところが疑問だったので
あえて連絡を取らずにしていた。

今現在、連絡はなし。

私が出産・育児という経験がないため
どれだけ忙しいとか
大変とかが今一つ分かっていない。
それもあり、連絡のタイミングは
相手に任せている。

だが、連絡は送れるのではないだろうか?と思う。

見つからなかったら見つかっていない等…。
放置、連絡しないという選択は
「私はあなたこと、重要ではありません」と
言っているようなもの。

また、連絡のきっかけが
「子供」というキーワードから
始まっているため
子供が出来たことを
ただ自慢したいがために
連絡をとってきた
という印象を相手に植え付けてしまう
可能性を大いに自らが
作ってしまっているという点。

これには、そういう意図で
連絡をしたわけではいという
意見がありそうだが
その後の連絡のやり取りを
途中放棄するという点は
あなたはそれほど重要ではありません。
私には、子供がいますからと。
子供を建前に、相手へ言い放っているように
受け止められる。

子供がいる人への世間への風当たりが強いとか
人前ではあまり言うべきではないとか。
色んな事情が複雑に重なり合って
そういう風潮があるが、少なくとも
周囲への少しばかりの配慮を忘れていませんか?

子供がいることが悪いわけではないし
私は、否定する気はない。
だが、子供へ意識が集中し過ぎて周り人を
見ることが疎かになっているのではないかと思う。

少なからず、子供がいる人へ単に
攻撃したいだけでは無い人はいると思う。
だが、そのような人たちまでも
敵に回してしまうということは
その人の少しの心配りが疎かになっているから
ではないかと思う。
それが、積み重なり「○○な人は～」というような
表現の括りにされるのではないかと思う。

少しばかりの
心配りは出来事や自分が置かれている
状況が原因ではなく
単にその人の相手への評価が
愚直に表れているいるものではないかと思う。