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寛容になりましょう~ドラマから気づく時代と価値観の対比~

こんにちは。
本日の記事は転職エージェントR4CAREER都世子が担当いたします。
今週から4月ということで、皆様の中には、気持ち新たに新年度を迎えられた方も多いかと思います。
R4CAREERも16期目を迎えました。本年度もどうぞよろしくお願いいたします。

さて、最近の話題と言えば、TBSドラマ「不適切にもほどがある」が先日最終回を迎え、久々に毎週欠かさず見たドラマということもあり、私としては絶賛「ふてほどロス」に陥っております。過去からのタイムスリップという一見ありきたりな内容かと思いきや、これが非常に巧妙な脚本が組まれており、さすがクドカンとも言える作品でした。
主人公の小川(阿部サダヲ)が生きる昭和末期(1986年)から、タイムスリップをしてきた先である令和4年での価値観や常識の対比を軸に物語は進んでいきます。

昭和では当たり前だったことが、令和では非常識に、またその逆も然り。
ハラスメント、働き方改革、コンプライアンス等…、現代にとってはセンシティブな事柄を
それぞれの時代の登場人物が「コミカルかつ真摯」に向き合い、解決の糸口を模索していきます。各時代、価値観や常識、考え方。ファッションや恋愛観も違う、アップデートをしている人もいれば、そのままを貫く人も、変えずにいられる人もいる。ともすればドラマを通じてそれらすべてをアップデートする必要はあるのか?時代に合わせる必要があるのか?という疑問を我々に考えさせる場面が多々ありました。
昭和世代である主人公の小川の価値観と、現代の令和に生きる我々の価値観の衝突から生まれてくる、「気づき」がこのドラマの肝であると私は感じました。

これはビジネスにおいても同様で、
コスパ・タイパが重視される世の中で、無駄をすべて排除することは本当に正しいことなのか?その無駄としていることにもそうすることに至った経緯があるはずで、自身の考えに従い、他方を排除するのではなく、多面的に議論をしましょうとドラマを通じて伝えています。(同ドラマでは1話目に「話し合いましょう」とミュージカル調に歌うシーンがありましたね)
自身の理想や一方的な価値観だけでなく、多面的、客観的に捉えることが重要となっています。組織に属する以上は他人との関わり合いは不可欠です。環境や培ってきた価値観が異なれば意見が相反することは当たり前です。
その相反することを避け、一方へ理解を強いることは大変生きづらく、本質から遠ざかっているような気がします。
結局は同じ考えではないことを前提にして、「寛容に捉えましょう」という言葉に集約をされるということでこのドラマはフィナーレを迎えます。
(最終回では出演者総出の「寛容になりましょう」大団円シーンがありました)
ただ、これは決して楽観的なものではなく、物事の本質を捉えた上で他者と向き合うことが寛容であり、一方への負担を強いるということではありません。
時には「別にいいじゃん」という言葉や気持ちで物事を捉えることも大切なのかもしれませんね。
本ドラマを通じて、コンプライアンスや多様性への理解・負担を強いられる世の中が生きづらくなった現代人へそんなアドバイスとエールを送ってくれているような気がしました。

今回はいつも以上に転職活動と関係のない話題になってしまいましたね。
ですが、働くってそういうことじゃないかなぁと思うのも事実で、何かの気づきになっていただければ幸いです。


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ブログ作成者→都世子塁(R4CAREERコンサルタント)
仕事面でのミッションは 「義をもって粘り越える」
趣味は温泉旅行とラグビー観戦(元ラガーマン)です。


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