転職成功に向けた話し方のチョイス～面接で心配なのはズレた回答？！～
こんにちは。
本日のnoteはR4CAREER都世子がお送りいたします。
気が付けば4月も下旬。あっという間にGWが間近に迫っておりますね。
年を重ねるごとに、長期休暇に遠出をするのが億劫になってくるのは加齢に伴う体力低下なのかと戦々恐々としている近頃です。
さて、我々転職エージェントでは普段求職者の方の転職支援を行う上で、求人情報の紹介だけでなく、ご要望に合わせて面接対策のお手伝いをさせていただくケースがあります。
面接で聞かれるであろう質問に対する的確な回答方法、ネガティブにならない転職理由の伝え方等、面接に対して様々な課題をお持ちの方に向けた情報など…、これから面接を控えている求職者様の方々へ少しでも有益な情報をお伝えできればと思います。
前提として、面接における企業からの質問については多々あります。
「転職理由」「志望動機」「長所」「短所」等…。
近年の中途面接の傾向では、あえてその言葉通りに質問をしてくる企業はめっきり減った印象があります。
とはいえ、企業側がそれらの質問を重視しなくなったというわけではありません。
もっと言ってしまえば、面接内で質問される内容についてはもちろん、回答内容そのものも大切ですが、面接担当が見ているポイントは、それ以上に「的をえた回答であるかどうか」。
つまり、面接官が聞きたい質問に対して的確な回答ができているかという点が面接において重要ポイントと言えます。
普段の何気ない会話の中ではそうではなかったとしても、面接は少なからず緊張をするもの。答えているうちに「内容がズレているかもしれない」という経験は皆さんも一度はあるのではないでしょうか。
このような、ズレた回答方法をしてしまうことで、それまでの面接がスムーズに進んでいた中で、「何が言いたいのかわからないな…」や「緊張で冷静な判断、志向ができない」などの印象を相手に与えかねません。
では、どうすればよいのでしょうか？
そもそも性格の話でいけば、「緊張をするな」というのはなかなか難しく、人それぞれの心の持ちようがある為、他者が何かを言っても緊張をしなくなるなんてことはありません。
しかし、それらは少しの意識づけで回答がずれにくくなるという考え方があります。
まず、回答がズレる代表例として、話をしているうちに、論点がずれていき、最終的な着地点を見失ってしまうというパターンです。
例えば、「好きなアイドルは？」という質問に対して、「乃木坂46」という的確な答えをせずに、その前提や背景、その他の直接関係のない付加情報を話してしまい、最終的に、相手に対して「あなたは結局乃木坂が好きなの？AKBが好きなの？」という意図を伝えられずに会話が終了してしまうようなものです。
中には質問の意図を理解せず、「自分の好きな食べ物の話」を始めてしまう人もいます。
（例えが少しわかりにくいですね。失礼しました）
このパターンの原因としては次のことが挙げられます。
・乃木坂46に対する過不足のない情報を与えなければいけないという気持ちから焦ってしまい、つい情報過多になってしまう。
→相手の知りたい情報を必要以上に話をしてしまう。
・話す内容がうまくまとまらず、途中で自分でも何が言いたいのかわからなくなる。
→乃木坂について話をしていたところから、つい他の話題を話してしまい話の流れでそちらの情報が多くなってしまった。
これらの解決策を考える上で、面接内においては相手とのキャッチボールや間合いはコミュニケーションを重視する上で非常に大切になってきます。
例えが例えなので、「そんなことあり得ないだろう」と思いがちですが、案外この基本的なコミュニケーションができずに、面接で上手にアピールができないという方は一定いらっしゃいます。
相手が何を求めているか、を見極めることは面接でなくとも普段の日常会話の中でも意識していることではありますが、それが面接という場に移ったとしても、同じことが言えます。
この問題を解決するための考え方の順番としては以下のようになります。
１．「相手の知りたい情報は何か」を仕入れる
２．「自分自身のアピールにつながる内容」を考える
３．「相手に伝わる範囲の文章量」にて話す
このサイクルを心がけることが大切です。
この3つポイントが不十分な状態にて話してしまう為、前述したような「ずれた回答」になりやすいです。
折角、ポジションに求めるスキルを持ち合わせているにもかかわらず、伝え方やアピール方法が十分でないがゆえに、評価がされないという状況を避けるためには、ぜひ今一度面接時のコミュニケーションについてご理解を深めていただければと思います。
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仕事面でのミッションは 「義をもって粘り越える」
趣味は温泉旅行とラグビー観戦（元ラガーマン）です。
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