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ブルー/フジファブリック

大好きなフジファブリックの曲達を
語彙力ないながらに、
1曲ずつ思っていることを
投稿していこうと思います。

第12弾は

ブルー

2014年7月30日に発売のシングル。
WIREDと共に両A面リリースし、
アニメのアオハライドの
EDテーマになりました。

同年の9月3日にはアルバムLIFE
アルバムバージョンで収録されました。

また、2019年8月28日に発売された
FAB LIST2にも収録されました。

ピアノの伴奏から始まる
ミディアムバラード。
全体的にきれいなサウンドで
まとまっていながら、
モヤモヤした気持ちを
アウトロに込めたのも
また聴きどころです。


曲について

曲が出来た経緯について
過去のインタビューを
下記に紹介させていただきます。

「一人で解決できることと誰かと一緒に解決出来ることは、その問題によって違うとは思うんですけど、一人だけで解決出来ず、堂々巡りしてしまうモヤモヤした気持ちをエンディングで盛り上がる演奏を含めて表現したかったんです。アルバム・ヴァージョンはそのエンディング・パートがシングルより長くなっているので、感情の起伏がより鮮明に伝わるものになっていると思います」(山内総一郎)

「今回のアルバムではオルガンをメインに弾いているんですけど、この曲のようにシンプルなオルガンとピアノのプレイは好きですね。そして、イントロのピアノはライヴで演奏する時にいつも緊張します」(金澤ダイスケ)

「この曲は自分のなかで歌を聴かせる曲だなと思っていたので、歌を活かしたシンプルなベースプレイを心掛けました」(加藤慎一)

アルバム LIFE ライナノーツより

──フジファブリックはエンディングテーマ「ブルー」を書く際、作品内のセリフにインスパイアされたりということはありませんでしたか?【インタビュア】

あ、それはあまりなかったかな。とはいえ原作を読んだあと、作品の空気感のまますぐに書けた曲ではあるんですよ。(山内総一郎)

──なるほど。歌詞にある「たとえ気まずくなってしまっても / また作り直せばいいはずさ / 何も始まっていないからね」というフレーズは、作品内に似たニュアンスの言葉が出てくるなと思ったのですが。【インタビュア】

うんうん。「だってまだ何も始まってねんだし」っていう洸のセリフがありますよね。(吉村監督)

そっか。まったく意識はしてなかったんですけど、読んですぐに書いたので作品から何かを受け取っていたっていうのはあったのかもしれないですね。今、自分でびっくりしました(笑)。原作を読んでいる方が、そういうところに引っかかってくださるのはうれしいです。(山内総一郎)

この曲、本当にいいですよね。(吉村監督)

わ、うれしい!(山内総一郎)

アニメのオープニング曲は少女マンガらしい恋愛チックな感じになっているので、エンディングはミドルテンポな曲で青春を歌ってもらいたいっていうお願いをさせてもらったんですけど、最初に聴かせていただいたとき本当に青春っぽい味がするなあと思ったんですよね。まさにイメージ通りだったというか。(吉村監督)

山内 ありがとうございます。アニメの本編が終わったあとに、その余韻を感じてもらうのがエンディングテーマの役割かなと思ったんですよね。なので、あまり棘のある音は使わず、感情を揺さぶりすぎず、グラデーションのように楽しんで聴いてもらえたらいいなっていうことはすごく意識しましたね。(山内総一郎)

この曲も含めて「アオハライド」という作品であるというか。その日の物語を回想しながら聴いてもらえるような感じにはなってると思います。(金澤ダイスケ)

あと演奏に関しては、歌がちゃんと聞こえるようにっていうところはすごく意識しましたね。そういう仕上がりになってればいいなと思うんですけど。(加藤慎一)

この曲って、最初に聴いたときは洸と双葉の関係性なのかなと思ったんですけど、何度も聴くうちに、いろんな登場人物にも当てはまっていくんですよ。ほかの人たちの恋愛であったりとか、男の子同士の友情であったりとか。それはきっと、曲の中ですべてを言いすぎてないからだと思うんですよね。言葉と言葉の隙間や、その裏にあるものを読み取るのがすごく楽しくって。(吉村監督)

なかなか感情を断定しては書けないタイプなので、ちょっとボヤッとしてるかもしれないんですけど、そうやって受け取ってもらえてるのはすごくうれしいですね。(山内総一郎)

──印象的に電車の“レール”が出てきますよね。【インタビュア】

それは……曲の仮タイトルが「レール」だったので、そこを推したんですよ(笑)。(吉村監督)

「ブルー」に変わっちゃってすみません。「レール」に戻してもいいですけどね(笑)。(山内総一郎)

いえいえいえ! 歌詞にもレールという言葉が出てくるんで全然大丈夫です。私としては、いろんな人が乗っていくレールというモチーフがすごくいいなと思ったんですよ。登場する5人が青春という名のレールにライドして歩いていくっていう。(吉村監督)

もちろんそういうつもりで書きました(笑)。(山内総一郎)

音楽ナタリーインタビューより

ーー「ブルー」ではどんなことが言いたかったと言えばいいですか?【インタビュア】

異性や同性関係なく、誰かに対して、気持ちがうまく伝えられなくてうじうじして、次の日がきても、また言えなくてうじうじして……。そういう、ぐるぐる回ってる感じを書きたかったんですよね。歌詞に<上手く言えないのはなんでだろう>って書いてますけど、まさにそういうことで。どれだけ言っても伝わらないことってあるじゃないですか。僕自身、なんで伝わらないんだろうなっていうことでぐちぐち悩むことも多くて。(山内総一郎)

Fanplus Musicインタビューより

主題歌のオファーからの
曲作りまでの過程が伺える
インタビュー。

どんなに伝えても
伝わらなくて
うじうじした気持ちを
歌詞に込めたとのこと。

曲の仮タイトルが“レール”
だったというのも、
貴重な内容ですね✨


歌詞について

ここからは個人的な歌詞解釈になります。
上記の歌詞リンクを見ながら、
温かい目で見ていただけると幸いです。


意中の相手と一緒に
帰ることができた
学校から駅までの帰り道。

何気ない会話をしながら、
心の中ではその人に
秘めた思いを伝えたい…
でも、言葉にして伝えてしまうことで、
関係が崩れてしまうことが怖い。

そんな葛藤をしながら、
結局伝えることができずに
駅に着いてさよならし、
また今日も過ぎていく。

・・・

そんな青春時代の
もどかしい気持ちが歌詞に
表現されてるような気がします。


個人的な話


学生時代(特に高校時代)は
通学に電車組と自転車組の人達がいて、
学校では話足りなくて、
帰り道で電車組と自転車組に別れて
それぞれ帰ったり、
一緒じゃない組同士で
途中まで一緒に話して帰ったりするのは
あるあるだと思うんですけど…

ブルーを聴いてると
その時の情景が出てきて
懐かしい気持ちになるんですよね。

学生だった人達も、
もう大人だった人達も、
まだ学生じゃない人達も、
それぞれの思い出に
この曲を重ね合わせると
懐かしい気持ちになるかもしれません。

それ程、聴き手を
ノスタルジックな気持ちにしてくれる
この曲はすごいなと私は思いますが、
個人的に…アウトロの長さはいらない
思った曲でもあります(笑)

シングルのブルー4分48秒
アルバムバージョンのブルー5分59秒
Live at 日本武道館のブルー音源で…
7分23秒ですw

歌を聴かせる表現は正解でも、
このアウトロの長さの表現はきっと、
賛否両論あると思います。

私は日本武道館には行けませんでしたが、
日本武道館前のLIFEツアーで
ブルーを聴いた時にアウトロが
かなり長く感じて苦痛になりました…

ただ単に座って聴く分には
何も感じないですが、
ライブは当時、
スタンディングで
聴いたりするわけで、
体感的にはかなり長く感じました。

なので個人的には、
ブルーはアコースティックアレンジの方が
大好きです♡


この曲を発売された当時の山内さんは
かなりの頻度でラジオ出演し、
スタジオライブをしていて、
ブルーLIFEをよく弾き語りしてました。
下記リンクでは
FM802でのインタビューを交えて、
ブルーLIFEを弾き語りしてる
音源がyoutubeでupされています。


最近はI LOVE YOUのアルバム発売の時に
幾多りらさんとたりないすくないを一緒に
演奏した後に、ブルーもコラボしていました。
そのyoutubeも下記にリンクしておきます✨

幾多りらさんとコラボするくらいに
そして、あの有名な桑田佳祐さんにも
2014年のラジオで絶賛されるくらいに
ブルーは発売してから、
何年経っても愛されている曲です。


いかがだったでしょうか☆
少し辛口混じりではありましたが、
ブルーを紹介させていただきました。

これ読んで伝わらなくとも、
曲を聴いてくださって
フジファブリックの良さを
楽しんでいただけたら、
とても嬉しいです✨

また次も気まぐれで
1曲ずつ紹介と
思ったことを
投稿したいと思います☆

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