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現場からは以上です。2nd

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「現場からは以上です。」マガジン内のnoteが100を超えたので、2ndマガジンを作りました。 「地域の魅力とITの力で小売はもっと面白くなる!」をモットーに働く中で感じたこと、… もっと読む
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2017年4月の記事一覧

私が憧れる大人の共通点。

私が憧れる大人の共通点。

ロールモデルというとおこがましいけれど、年を重ねたらこんな大人になりたいなあ、と思う理想の女性。

私にとってその筆頭は、小泉今日子と山口智子、そして小林聡美です。

全員若い時から女優として活躍していますが、年を重ねれば重ねるほど人間的魅力が深まり、50代となった今でもファンが増え続けている存在です。

ふとこの3人を並べてみて気づいたのは、全員「さっぱりした孤独感」をもっているということ。

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成功者の言う「運がよかった」は、実は必然的なもの

成功者の言う「運がよかった」は、実は必然的なもの

普段仕事でポップアップショップの事例記事を書くとき、再現性のありそうな「成功のポイント」を引き出そうと毎回あの手この手で質問しているのですが、普遍的なことを聞き出すって難しいなあといつも四苦八苦しています。

特に場所探しにおいては「人のつながりで運良く、たまたま見つかって」と言われることが多く、これまでそうした属人的な回答は極力削って記事にしてきました。

しかしあまりにみんなが口を揃えて「運良

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いいチームには、「指摘」の文化がある。

いいチームには、「指摘」の文化がある。

先日「事業の失敗」について話していたのですが、その時失敗の要因のひとつとして「お互い遠慮して指摘できなかったこと」を挙げられたのが印象的でした。

特にフリーランス同士で集まってプロジェクトを手がける場合、雇用者・被雇用者という関係ではない分、進捗確認やクオリティチェックがしづらく、マネジメントが難しいという話は非常に納得しました。

お互いのリスペクトはチームを組む上で必要なものですが、クオリテ

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「応援する人」になる覚悟

「応援する人」になる覚悟

これまでは応援してもらう側、アドバイスをいただく側だった私も、徐々に応援する側、アドバイスする側として関わる機会が増えてきました。

そうした経験を重ねるにつれ、一見簡単そうに見える「応援する」という行為も、実は無償のGIVEと我慢をどれだけ続けられるかという人間力が試されるものなのだと気付きました。

「コミュニティデザイナーの役割は、人と人、“楽しさ”と“課題解決”をつなぐこと――studio

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肩書きには、こだわるべし。

肩書きには、こだわるべし。

今どの会社に所属していて、どんな肩書きで仕事をしているのか。

大学や高校はどこ出身なのか。

肩書きや学歴にはこだわらないことが善とされていますが、私は今こそ肩書きにおおいにこだわるべきだと思っています。

SNSを通して昔よりはるかに多くの人と知り合えるようになった今、そもそも中身をじっくり知るための時間を割くかどうか判断する上で、避けては通れないものなのだと思うからです。

さらにフリーラン

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退職エントリを書く前に、知っておいてほしいこと。

退職エントリを書く前に、知っておいてほしいこと。

急に退職エントリが増えたなと思ったら、いつのまにか新年度がはじまっていたのですね!

ぽーっとしている間に4月が襲来してきて衝撃を受けています。

そんなこんなでこの時期の風物詩である退職&転職エントリをよく目にしていたのですが、私自身すでに2回転職を経験したこともあり「これ大丈夫かな、数年後に後悔しないかな」と老婆心ながら気になったものがちらほらありました。

世の中には取り返しがつかないことが

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あえて忘れるしかけをつくる

あえて忘れるしかけをつくる

誰にも習うことなく独学で文章を書き始めた私は、一般的でない手法をとっていることがあるようで、話していると時々驚かれることがあります。

そんなマイルールのひとつが、取材のときは録音しないということ。

話しながら手元のメモに文字通り "書き散らし"たものから重要だと思うポイントを拾って、記事に仕上げています。

はじめは録音していたものの、録音を聞きながら書き起こすのはあまりに手間がかかりすぎるこ

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簡単に失敗する人は、永遠に成長しない

簡単に失敗する人は、永遠に成長しない

「若いうちはどんどん失敗したほうがいい」
「そう深く考えず『やってみなはれ』の精神で挑戦したらいいんだよ!」

特に若い人に向けてよく言われるアドバイスですが、私は昔からこの「とりあえずやってみたら」というアドバイスにもやもやした感情を抱いてきました。

そのもやもやの原因が何なのかがうまく言語化できていなかったのですが、最近読んだ「HIGH OUTPUT MANAGEMENT」と「小さなチーム、

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人を動かすのは、北風ではなく太陽

人を動かすのは、北風ではなく太陽

ここ数年で社会起業家やCSVなどの概念も広まり、ただ儲けるだけではなく社会全体にどれだけいい影響を与えるかが、企業価値を測る新しい見方として注目を集めはじめました。

そうした活動はどれも素晴らしく応援したいものばかりなのですが、巻き込む力がうまい組織は「社会とはこうあるべき!」という押し付けではなく「こういう未来って楽しくない?」という提案がうまいように思います。

以前「欲しい」から「買おう」

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勝負するべき場所の見つけ方

勝負するべき場所の見つけ方

自分の本当にやりたいことってなんだろう、何で勝負すべきなんだろう。

時間は有限だから、自分が得意で且つ需要があるものを早めに見つけ出さなければならない。

でもそんなものどこにあるんだろう。どうやって見つけるんだろう。

「どう生きるべきか」というテーマは、社会にでてからもずっとずっと悩み続けることです。

私自身も絶えず悩んでいることではあるのですが、最近はやるべきこととやらなくていいことの判

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「読む」ことの弊害

「読む」ことの弊害

Webの記事にしろ書籍にしろ、読むことはいいこととだと言われます。

情報の洪水の中で、インプットはすればするだけいいものだと。

しかし、読んで何か自分の行動が変わっていない場合は、咀嚼することなくただ消費しただけでしかありません。

趣味やひまつぶしが目的であれば問題ありませんが、学び成長するという意味では「読む」ことが悪影響を及ぼす場合もあります。

なぜなら読むことによって「わかったつもり

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人生初の、「本を読まない週間」を作ってみようと思う。

人生初の、「本を読まない週間」を作ってみようと思う。

昨日「『読む』ことの弊害」という記事を書いてみて、ふと「そういえば私、これまで本を読まずに過ごした日なんてないかもしれない!」と気づきました。

物心ついたときから、というよりもはや生まれたときから「本」というのは私の生活の中に深く根を下ろしていて、何も読まずに終わった日なんて1日たりともないんじゃないか、と。

出かけるときにカバンにいれるのは、財布と鍵と携帯と、そのとき読みたい本。

それも気

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「言わせたらおしまい」なこと

「言わせたらおしまい」なこと

今日も明日も明後日もずっと、この日常が続いていく。

私たちは無意識にそう思っているものだと思います。

でも実は感情というのは常に揺れ動いていて、どんなに長く一緒にいる人でも、心を許して付き合っている人でも、相手からの評価には浮き沈みがあるものです。

それは自分の行動が原因のこともあれば、相手の変化に起因していることもあります。

ちょっとしたすれ違い程度であれば、普段通りに過ごしているうちに

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