「『苦手を克服する』日本の教育と『得意な事』を伸ばす自己理解」

こんにちは。自己理解プログラムでは、自分が無意識のうちにしてしまっていた事や当たり前のようにできてしまう事に注目し、「自分の強み」を自覚するという行程がいくつかありました。例えば私の場合、「人の言動から人の本質を見抜く」といった事は、小さい頃から人間観察をすることが当たり前だった自分が成長していく中で無意識のうちに身に付けていた私の特殊能力でした。前職でも、私は、チーム作りをしていく中で、人の言動を観察しては、その人にしかない得意なところ＝強みを発見し、伝えていく事が大好きでした。例えば、人の名前や顔を極端に覚えられない私にとって、1度会った人の顔や特徴、名前などを一瞬で記憶し、絶対に忘れない先輩の記憶力は正に神業だなと感じていました。

日本の教育の中で意識してきた事。苦手な教科を克服し、得意にする為の努力を続けていく事。極端に突き抜けてしまう事や、極端に出来ない事を減らし、なるべく平らな状態である事。そうやって教育を受けてきた私たちが、自分が当たり前に出来てしまっていた事や、無意識のうちにやってしまっていた事が、実は自分の強みだったと感じる事は、この自己理解プログラムに出会っていなければ、きっと難しかっただろうなあと思います。そして、どこかしらに生きずらさのようなものを抱えながらも、何となくやり過ごしてきたここまでの日々。ここからの人生は、自分の得意なことだけを使って生きていける人生になるんだなと思うと今、少しワクワクしています。

自分の強みを自覚することが出来れば、人は他者と自分を比較したり、他人に自分の価値をジャッジされたりする事がなくなるのではないかなと思います。自分が出来ない事や苦手な分野のことは人に頼ったり、任せたりしてもいい。そうして、お互いが「強み」を生かしながら、「弱み」をカバーし作るチームがどの場所でも増えていけばきっと、今よりずっと明るい社会作れるのではないかと思っています。家族、学校、会社、業界、教育、政治・・・・・・。数えきれない組織が世界にはあります。まずは自分のいる場所から。小さなことでも、自分の理想の世界の実現に向けて、一人一人が出来ることを考え、行動していく事以外に今、世界を変えていけることはないのだろうなと思います。

「自己理解プログラム」は、そんな私の理想である優しい世界を作る上で、必要な事をとてもわかりやすく指し示してくれたとても優しいプロクラムでした。

最後まで読んで頂きありがとうございました。

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