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老犬と過ごす

アメリカはマサチューセッツ州生まれ、我が家のチワワRuby、現在17歳4ヶ月。

人間の年齢に当てはめれば84歳らしい。

食事は日に2度、鶏のささ身とじゃがいもを茹でたものと、その煮汁を使って、低脂肪のドライフードを16粒程ふやかし、そこにコンドロイチンとグルコサミンを混ぜるのが定番。

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それ以前はなかなか食べてくれなかったのだけれど、娘が考案してくれた、この茹でた鶏のささ身とじゃがいものトッピング定食が大好物である。

歯磨きも日に2度している。私のせいで既に手遅れなのだけれど、出来るだけ今残っている歯を保てるように心がけている。

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ミント味が好きなのは幸い。口の中に異物のブラシが入ること以外はスッキリすると思ってくれていて、歯磨きの後はお昼寝や就寝なのだと上手に気持ちを切り替える。

外へ散歩に行かなくなってもう1年半近くなるだろうか。

小さい体で、家の端にあるお手洗いまでトコトコと行ったり来たりすることと、吠えて「私にもごはん頂戴」とアテンションを引くことで、十分それなりの運動量になっているようだ。

それでも毎朝抱いて、気分転換にベランダのベンチに座り、朝のまだ澄んだ気温が上がり切っていないそよ風に吹かれれば、腕の中で目をつむり恍惚の表情を浮かべる。

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今日はお昼寝から目が覚めたら、右手と両足がうまく動かなくなっていてビックリした表情をしていた。

マッサージをしてあげたけれど、思ったよりは時間が必要で、そのままベットに横にさせて暫く諦めて眠ったら、元通り動くようになっていた。

これからはそんな日が多くなるかもしれない。

今、ここ、を生きる姿に、いつもと変わらぬ愛を注ぐことが私のできることだと思っている。


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