消費社会から見えてくる「婚活が終わらない理由」定期マガジン

【もくじ】
●本日のテーマ
消費社会から見えてくる「婚活が終わらない理由」

●メルマガ読者限定！ くじらの恋愛相談
【読者の相談】
「彼氏がすごく口下手というか言葉足らずというか、外部への表現が少ないタイプです。こういった感情表現が乏しい人と、ポジティブに付き合っていくには、パートナーとしてどのような考え？でいたらいいものでしょうか？」
（40代・女性）

【くじらの回答】
「彼はわかろうとしていないわけではなく、彼にとって単純にそれが難しいのだ。性格的な問題としてではなく、脳の傾向として捉えたほうがいい。お互いの偏りを尊重できるようになった時、二人の間に愛が育っていく」

●相談者全員に必ず答える！ くじらの“恋愛ひと言相談”
（１）
「たびたび男女が飲食した際の会計の問題がネットなどで取り上げられます。男性が全部奢るべきかとか、割り勘とか、奢ってもらうとしても女性は財布を出すフリくらいはするべきとか…。婚活で初めてだったり、それに近い男性と会った際の、この問題について、女性はどうしたらよいものだと思われますでしょうか？」
（30代・女性）

（２）
「３年付き合ってきた彼と結婚の話を進めているのですが、母子家庭の彼が、母親に金銭的な援助をしています。前にそのような話をしたときには「していない」と聞いていたのですが、今になって実はしていることが発覚しました」
（30代・女性）

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●本日のテーマ

消費社会から見えてくる「婚活が終わらない理由」

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一生懸命婚活をしているのに、婚活が終わらない人がいるだろう。その理由が現代の消費社会の中に見えてきた。

結論はだいぶ後半になるが、大きな気づきがあると思うのでぜひ最後まで読んでみて欲しい。

我々は消費社会に生きていて、日々たくさんのものを消費している。

突然だが、あなたは「浪費」と「消費」の違いがわかるだろうか。

この二つの違いがわかれば、婚活が終わらない理由も見えてくる。

この二つの違いは、「浪費」には限界があり、「消費」には限界がないということだ。

例えば、食事という行為には限界があるだろう。ある程度食べたらお腹いっぱいになる。贅沢な食事で浪費するという行為には終わりがあり、満足感があるのだ。

一方で「消費」には限界がない。浪費の対象は「物」だが消費の対象は「記号や観念」だからだ。

もう少し噛み砕いていこう。

例えば、あったかい上着が欲しいと思ってダウンジャケットを購入する。これは物を買った浪費であり満足感がある。着ればあったかいし、ダウンジャケットを一度に何枚も羽織ることはできない笑。

しかし、～ブランドの限定モノのダウンジャケットが欲しいと思って購入した場合はどうだろうか。

この場合はダウンジャケットという物を買っているのではなく、ブランドという記号や限定モノという観念を買っている。

これには満足感は訪れない。

なぜなら