友情は生きものだ。
友情は生きものだ。
ある時ふと、お互いの不透明な好意と善意によって生まれた友情。
その時は決まって、その友情は永遠に生きつづけるものだと思い込む。
生きものだから、
お世話して
風邪をひいたら看病をして
時に甘やかして
時に厳しく
育ててあげなくちゃいけない。
でもそんなことに気づけずに、
一度生まれた友情を不死身だと思う人は、
飼育係を他人に丸投げする。
丸投げされてしまった飼育員は、
ある時ふと、相手がサボっていることに気づく。
そして気持ちが冷めて、
その人も飼育を放棄する。
そして誰にも面倒をみてもらえなくなった友情は、
ゆっくりゆっくり息を断つ。
友情は、
とっても繊細だから
気持ちを込めて育てようね。
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