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専門学校から大学編入した話(1)あまりにやらかした進学校時代

 こんにちは。国公立どころか私立すら全て落ちてしまったQRoute(くろうと)です。これを見ている読者の多くは、恐らく「大学受験 失敗」「大学 編入」で検索した高校生や高専生、専門学校生、或いはその親御さんであることでしょう。そして大学編入の情報が思っていた以上に少ないことにも恐らく気づいていることでしょう(私もこの情報収集で結構苦労した)。なのできっと、この記事が結構貴重な情報源になるのではないでしょうか?
 今回から連載の一つとして大学編入シリーズを開設、もとい解説します。自分なりに出せていけたらなと思いますのでどうかよろしくお願いします。

 ああ、そうそう。国公立や私立に全落ちした、或いは志望校に落ちた進学校の高校生の皆さんには、新たな選択肢を与えられると勝手ながら自負しております。参考までに読んでいってね。

追記(2023/09/13)
 そういや書いていなかったので追記。この記事はあくまで一例にすぎません。後でも書いてあるとは思いますが、とにかく自分に合ったスタイルを確立してくださいね。


(1)進学校時代の自分

 失敗しました。自分のことをよく分かっていませんでした。

 まず、反省としてあるのが、勉強法スケジュールです。この両方、どれも当時の先生方をあまりに過信しすぎていたのです。…え、別にいいんじゃないかって??いやいや、自称進学校の宗教的カリキュラムですよ??あの、塾を良しとしない(なんなら保護者会にも塾には行かせるななんて言っていた)、トンデモ文化のある学校なんですよ??
 愚痴はともかく、当時の高校ですと、まず日本史の全範囲を履修し終えるのがセンター前の12月頃でした。なんで??って思いましたよ、流石にまずくないかって。これに早々気づいてはいたのですが、課題が多くて別範囲の予習ができん。この時初めて、自分の選択を呪いました。しかも現代社会や理科科目の一部でも似た感じだったので、かなりキツかったのを覚えています。
 さらに理科科目に関してです。センターを受けた人なら分かると思いますが、理系は基本的に生物・化学・物理・地学の内の2つを選んで受験します(共通でも同じかな?)。自分は特に、生物物理が好きだったので、この2つを選んでセンターに挑もうとしていました。
 
 化学必修でした。なんで??
 
 そのため私は、必然的に生物か物理を選ばないといけない状況になり、志望大の関係で仕方なく生物を取りました(後で物理にしておけばよかったとなるのですが)。なお、地学は文系のみ履修可能でした。なんかなあ、優しくないなあ。
 しかも化学は自分の中では苦手な部類の科目でした(中学時代苦手でした)。なので、理解するのに苦労しましたし、理解したところで点数もあんまり伸びませんでした。センターの点数34点だったし。あれを見た時の絶望は今でも忘れられません。
 これを読んで、苦手は克服しろと言う人が出てくるかと思います。そりゃあその通りだと思います。でもですよ、そんな綺麗ごと言って大学受かる世界じゃないでしょ??そういうことです。なので大学受験を志す学生の皆さんは、しっかりとそこを見極めてください。常に最善を尽くしましょう(詳しくは最後に)。
 閑話休題。次に国数英です。これは特に影響はなかったかと思います。自称進学校でしたが、カリキュラムはそこそこ良かったと思います(相変わらず課題は多かったですが)。ただ、個人差もあったかと思いますので、ひょっとしたらきつかった人もいたのではないかと考えています。

(2)センター対策をやらかした話

 高校2年の段階で、センター試験が苦手であることが分かっていました。
 当時高校2年だった私は、12月(くらいだったはず)にこのことを当時の先生に相談をしました。さらには、過去何年分かの過去問もいただけないかというお願いもしたような気がします。ですが、返ってきた返事は、「まだ早いし、後からでも大丈夫」でした。今思えば、そんな訳ないやろとなるのですが、当時のQRoute君、バカお人よし過ぎて、完全に信じてしまいました。そうです、私は見事にある程度調教されていたのです。何故あの時個人で動かなかったのか、今でも反省しています。
 色々と対策も練りましたが、やはり時間が足りず、結果は惨敗。これが響いてしまい、私立も国公立も落ちる結果となりました。

(3)教訓

 このことで得られた教訓。

  • スケジュール管理は外部に頼る

  • 事前情報はしっかりと把握する

  • 合格しか考えるな

 まず、スケジュール管理は外部に頼ること。特に自称進学校に通う生徒さんは積極的に利用しましょう。受験というのはスケジュールゲーな部分もあります。合格までを逆算し、しっかりとプロに頼むことをおすすめします。なお、学校の先生はやめときましょう。本当に。マジで。
 次に、事前情報はしっかりと把握すること。高校選び然り、大学選びしかり、まずは情報収集です。これをするかしないかで、学生生活はおろか社会人生活に影響を及ぼします。どうかしっかりと吟味してください。
 最後に、合格しか考えるなです。今もなお、学校の教師を絶対とする人が存在するかと思います。受験は団体戦だとか、課題をこなさなければ大学に落ちます落ちてほしいだとか、色々な発言に惑わされて、本当に自分に合った勉強法が見つかっていないのが大半であることでしょう。努力は実る、とはいいますが、そこに純粋さがある訳ではありません。勉強して大学に通る人もいれば、教師陣に媚びを売って推薦を勝ち取ったり、はたまた早くから得意分野を見つけ、高専から大学編入する人だっています。どんな手段であれ、とにかく大学へ行くこと。自分に合う方法を探すこと。それが一番かと思います。そのために、課題をするもしないもしっかりと判断し、自己中になって大学を目指してください。

(4)専門学校からのリスタート

 で、そこからどうやって専門学校から大学編入に行くんだよ??ってなっているのではないでしょうか。ここからが本題です。
 受験に失敗した私は、当然選択を余儀なくされました。要するに、予備校選びです。親と色々な場所に行ったのを今でも覚えています。
 ですが私には、どうしてもどこかの記事(恩師の話だったかな?)で見た、「現役で失敗したやつは浪人しても失敗するし、志望校もレベルが下がる」の言葉が脳裏から離れられませんでした。というのも、私はあんまり受験勉強というのがどうしても束縛感があって苦手でした。なので実際、その通りになると自分でも思っており、やり方を変えるしかないと考えていました。そこで、専門学校が登場します。
 当時見た広告には、こうありました。「予備校だけが選択肢ではない」。何故か、妙に刺さりました。
 実際に話を聞くと、どうやら専門学校から大学に編入する道があるとの事。そして、大学受験のように満遍なく色々な科目をするのではなく、ほぼ大学数学専門科目(プログラミングだとか物理力学だとか)、それとTOEICのみで受けられるという事。(文系は英語専門科目、あるいは小論文だけという所もあったと思う)完全に自分の求めているスタイルでした。受けられる大学はやや少なくなってしまうというデメリット一部の旧帝大早慶等の超エリート大学がこれに該当します)もありましたが、それでも、自分に合った手段だと感じました。そして私は、そのまま専門学校に入学することを決意したのです。

 とまあ、今回はこんな感じで区切りにさせていただきます。次回は専門学校から大学編入するところを話していこうと思います。また、あまりフリーで公にするにはもったいない情報も出てくるかと思いますので、少々有料部分も設けるつもりです。基本は無料部分で事足りますが、さらなる情報を求めたい方々は是非ご購入を検討くださいね。

 是非、いいねやフォロー等よろしくお願いします。長々と読んでいただきありがとうございました。

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