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自分なりの哲学を持つことの大切さ

皆さんは哲学とは何かご存知ですか?

哲学とは人生・世界、事物の根源のあり方・原理を、理性によって求めようとする学問。また、経験からつくりあげた人生観。

こうやって書くとなんだか難しいですね…


私は、哲学を「原理原則に基づいて行動の意味を考えること」だと思っています。
つまり、自分自身のやっていることに対して自分で考え出した意味を持たせることです。

では、なぜ自分なりの哲学を持った方が良いのでしょうか?

私は、仕事において哲学とは、失敗した時の保険をかけているようなものだと思っています。

仕事をしていく中で、これまでやったことないチャレンジをする場面がたくさん訪れます。

初めて診る患者さん・初めて聞く症状など未知との遭遇が沢山あり、その都度チャレンジが求められます。
そのチャレンジが全て成功すれば言うことなしですが、それはほぼ不可能です。

必ずと言っていいほど失敗はしてしまいます。
成功より失敗の数の方が多くなりがちです。

その時、その失敗は自分の哲学に基づいて行動できたかどうかが判断基準となります。

もし、自分の哲学に沿って行動し失敗したのであれば、それは失敗ではありません。次のチャレンジへの情報収集です。
この情報収集によって、次のチャレンジは失敗する確率が減ります。

しかし哲学が無く、思うがままに行動して失敗した場合、その失敗は役に立ちません。
なぜなら、その行動に自分なりの哲学がないので、振り返りができないからです。

つまり、哲学とは自分自身の行動のもとになっている考えのことで、自分自身にしか決められません。

自分の哲学こそが、その人の行動の軸となり成功にも失敗にも意味を持たせてくれるのです。

皆さんは自分の哲学を持っていますか?
もし持っていない人は、まず自分なりの哲学を考えましょう
哲学を持っている人は、日々自問自答し、その哲学に沿った行動を心がけましょう。

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