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それ、何のために勉強するの?

私たち、鍼灸あんまマッサージ指圧師は一生涯、勉強が必要な職業です。
勉強することで知識を増やし、自分の引き出しを増やす必要があります。
なぜなら、同じ治療を施しても良くなる人と良くならない人がいたり、聞いたことのない症状の方が治療に来たりすることがあるからです。
東洋医学・西洋医学・解剖学はもちろん、漢方や栄養学・運動機能学やリハビリなど、学ぶべき範囲は広範囲にわたります。

では、仕事をしながら全てを学ぶことは可能でしょうか?そもそも知識を吸収することが目的なのでしょうか?

知識は、価値のある目的のために応用されることから得られないのであれば、全く価値がありません。

資格を取ることが趣味であれば何の問題もありません。資格を持っていると言う事は、様々な知識を持っていると言うことを周りに認知してもらうことであり、それ以上でも以下でもありません。

私たちは学び知識を得たことを患者さんに還元することで初めて学ぶ価値が生まれます。

つまり、学ぶこと、知識を得ること自体に価値はなく、学んで得た知識を応用し、施術を通して患者さんへ還元することで本当の価値が生まれます。

専門職として生き抜いていくためには、この考え方を軸として行動する必要があります。
学ぶことを目的にするのではなく、誰のために何のために学ぶか?
目的を決めた上で行動することがとても重要です。

皆さんも学ぶときには、明確な目的を定めて学んでいきましょう。
もし、自分でフォローしきれない時は必要な知識を持ち合わせている人を探して巻き込んでいきましょう。
それが出来ればアナタの周りには協力者で溢れて、そんなアナタを頼ってくれる人が多くなるでしょう!

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