陰日向なく

近年は、インフルエンサーと言う人たちが出てくるようになってきて、鍼灸マッサージ師にも日が当たるようになりました。
しかし、本来私達鍼灸マッサージ師の仕事は表舞台に出ることがほとんどありません。

それは治療に来る人たちが、他の人に見せたくない姿を晒しているからです。
私たちは身体的・精神的にかかわらずその人のネガティブな部分を受け止めて、ポジティブにしていくことが最大の業務となります。

では誰が評価してくれるのでしょうか？
それは患者さん自身はもちろん、そのご家族、周りの他業種の方々です。

では、評価してもらえる人とはどういう人でしょうか？

それは人が見ていても見ていなくても、全力で仕事が出来る人です。

人間は弱い生き物です。

誰かが見ていないと、自分なりの解釈で楽な方に事を勧めたがります。しかし、事実は1つ。
もし手を抜いたのであれば、それは必ず他の人に伝わります。
逆も然りで、誰が見ていなくても100%やった人は必ず周りの人に伝わります。

事実は1つですが、解釈は無数にあります。
自分に都合の良い解釈をして楽な方向に、サボる方向にする事は簡単です。しかし周りの人が見て手を抜いていると解釈されたとき、あなたの評価は下がります。

スキルを磨く事はもちろん大切です。その上で私たちの仕事は陰日向なく、いつでも全力で目の前の人をサポートすることが今後の成長・成功につながります。