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私と雑誌の読書ページについて

 なんとなく気になっていること。

雑誌の、本の紹介ページ。
音楽や映画と同じように紹介してあるあの流れのもの。
昔からあの一部分をどういう雑誌でも眺めるのが好きです。

昔であれば「ロッキンオンジャパン」さんをほぼ毎月買っていて。そこでも毎月特集ページのように記載があって。
書店員になれば本の特集の総合誌を買ったり、色々気になった雑誌とかは購入してみたり。
総合誌であればきちんと書店員さんであったり文芸に精通しているような方が選書しているので参考にさせていただいたり、あの書店さん行きたいな、とは思ってみたり。ちょっと本特集になるとどんな内容?どんな方がどのような選書?その書店で選んだ本は?とか。
ネットで調べることは出来るけれども、自分の新刊しか見ていないかつ小さな出版社さんの本なんて全部知り得る(今だと少しずつでも個人書店さんもSNSで発信していますが、まだ今ほど発信はなかったので)ことが出来て。

でも、それでも「この雑誌でどうしてこの昨品を選んだのだろう?」という背景まで知りたくなってきて。今のほうがそこまで求めていますが。
この雑誌の層に刺さるように選書しているのだろうか?とか。なんとなくどうしてだろう?を求めていて。

ファッション誌だと、編集者の方なのかな?全然選書した方までが見えない。
誰か担当しているはずなのに。自分の出版社でもない新刊を拾っているから何でなんだろう?とか。
小さなページなので、あらすじくらいしかないけれどもそれでも何となくはその購読層に合う本を選んでいるから凄いそこがどうしてなんだろう?
と気になり過ぎていて。

部署も各々各誌繋がっている訳ではないし、かと言ってわざわざ各社の文芸部に聞く訳でもないだろうし…等。
物凄く分からない!
ただ、
どうして?の好奇心と、あとどこまで読んで決めているの?
と思っていて。ずっと気になっていること、です。
いつか知りたいこと、ではあるし、私も発信したい側なので選書もしたい!とは思っています。

【本日の読書】
「肉体のジェンダーを笑うな」 山崎ナオコーラ(集英社) 読み終わり

まずはツイッター感想。

4昨品入っているもの。全てにおいて「男性だから〜、女性だから〜」みたいなものを無くしている感覚はある。
 
「父乳の夢」→男性から父乳(母乳)が出る
「笑顔と筋肉ロボット」→女性が高いところの荷物、重たい荷物を持つ
「キラキラPMS」→そもそも性別の認識が曖昧、結婚の価値観も微妙に変わった社会
「顔が財布」→ここも性別問わず、顔認証システムという個々が持つものが財布と化しているもの

と、ざっくりしたもので言うと別に性差なくても出来るよね?
というものばかりだった。

「笑顔と筋肉のロボット」であれば、

『誰にでもできることを僕もやるんだ。それを仕事にするんだ』
と、性別だからの役割分担は時代にそぐわないので、必要とされていなくても生きていく為に自分が楽しいもの、ことをやる。

という部分や、

「キラキラPMS」では、床が

『性別で人に迷惑をかけるとは思えない。〜みんな自分の好きな風に自分の性別を扱えばいいんだ』

とか。

出来るからやりたいのに性別が違うだけで出来なくなることもある。今だとやれない、出来ないが多いけれども色んな出来ないを取り払ったり、動けるような機械などがあれば性差は完全に取り払われる。
あとは社会の理解なんだろうな。と。
私は読んでいて共感しかなかったです!

本日はこの辺で!

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