私と旅番組のはなし
旅番組というものは人の心を傷つけない一番無難な番組だと思っています。
昔から「朝だ!生です旅サラダ」が土曜の朝は流れていて、日本国内の旅もありますが海外旅行もたまにされては色々と見たこともない景色を見せてくれる、小さい頃はその景色に『素敵!』や『美しい!』という言葉しか出てきませんでした。世界ってこんなに広くてピカピカしているし、国内にもこんなに素敵なスポットもあるんだ!って。
ただ、今の年齢で見ると凄い良い旅されてる!
という値段の観点を、自分が置かれている立場からは中々想像し難いゼロの数にびっくりして…ずっとずっと小さな頃から土曜日の朝はこれ、と他の番組を見る訳でもなくダラリと朝ごはんを食べたり、ボーッとしている時間の一部だったから現実を見てしまって今は不貞腐れます苦笑
これはこれでさておき。
それでも今だと「有吉くんの正直さんぽ」であったり「夜の街を徘徊する」であったり「モヤモヤさまぁ~ず2」であったり。
ただ好きな芸能人さんだから、という訳ではなく旅としてでも気張った旅、作られた旅というよりメインを飾っている方々が場所は決められているけれども好きに回って好きに紹介している所が凄く好きで。(現状コロナ化で番組の雰囲気が変わっておりますが)
旅番組?
と聞かれたら旅番組の類なのかどうか微妙だけれども、3番組とも嘘がない、楽しければ楽しくてはしゃいでいるし、泣きたければ泣く。
旅の情報?
もしかしたら少ないかもしれないけれども、こうやって街をブラブラしているだけの番組を見ていると凄く私の中でいじめている感覚だ、とか、不快にさせたり気分が悪くなったりするものがなくて。
楽しい、と感じることが今だとアマゾンプライムビデオさんでも「モヤモヤさまぁ~ず2」を見ていると、見た内容なのに何回でも見れちゃうくらい癒やされる魔法の番組たちだと思います。
他の旅番組
「サンドのお風呂いただきます」とか「笑ってコラえて!」だったり「出川哲朗の充電させてもらえませんか?」「ブラタモリ」「バナナマンのせっかくグルメ!」(これはグルメ含むけれども)「鶴瓶の家族に乾杯」とか。
少し調べただけで、かつ、新潟でも見れる番組を出してみたら全部不快にはならないな、しんどいって感じたことがない番組たちだった!
と思いました。大体NHKさんかテレ東さんだ!(笑)
それでも長年続いているということは、それだけ皆さん観てくれている?嫌だと思わないからやっているのだろうし、私としてはこの番組たちは安定させてくれる番組たちだ!当たりハズレがどうとかなく、しんどくもならず優しい気持ちになるものばかりだと思いました。
心の安定剤、とでも喩えたら良いのだろうか?
私はずっと助けられています。
今日もアマゾンプライムビデオさんやTVerさんで拝見させていただいております(笑)
【本日の読書】
「fishy」 金原ひとみ(朝日新聞出版) 読み始め
まずは初日あらすじから。
作家志望のライター美玖、共働きで女性誌の編集をつづける弓子、インテリアデザイナーのユリ。都内きってのナンパ街となった銀座のコリドーで、三人は互いのプライベートに踏み込まない距離感を保ちながら、この場かぎりの「ともだち」として付き合いつづけている。気ままな飲みともだちに見えるが、彼女たちが抱える虚無は、仕事でもプライベートでも、それぞれに深い。結婚したばかりの男に思いを寄せ、不倫によって日常が一変する美玖。サレ妻となった弓子は、夫の監視に疲弊しながら仕事と家庭と自尊心を守ることに必死だ。ユリの生活はリア充に映るが、まったく不透明で真実を見通すことができない。彼女たちは、どこへ向かうのか―。
3人はなんだかんだ飲み友達として仲良くしていると思った。ただ3人の感情から見つめると、おや…?と『私は彼女のここが嫌い』と表には出さないのに3人はそういう素振りを少しは出すけれども、飲み友達をしている。
なんとなく女性なら共感出来る?
私は苦手な方であれば避けていくけれども、付き合いだし、こういう部分苦手だよね。って学校のクラスの同じ女の子たちでも感じる大人版のもの。
みたいな小説です。
今読んでいるだけでも主となる3人の立場からすると分からなくもない、ただ…みたいな部分はある。ここの終着点ってどうなんだろう?
という気持ちが一番強いです!
久々の300ページ近くの小説なのですが、読みたい欲です!!
本日はこの辺で。