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【 ビール飲みつつブログを書く 】 『 ロックダウン中の上海浦西地区にて、現地の様子を日記にしてみる 』というブログ

1. 自己紹介

 こんにちは。

 日系企業(化学メーカー)で研究開発を8年、いまは上海で技術営業をしている37歳の会社員です。技術系会社員の傍ら、作家活動をしており、『 タイの小学校と塗り絵授業 』や、『 インドネシアのボードパーク建設にアートで支援 』など行っております。

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 本日は、私の趣味であるビールを飲みながら、日々学んでいることについて『 ブログ 』を書きましたので、その御報告をいたします。


2. 【 ビール飲みつつブログを書く 】 『 ロックダウン中の上海浦西地区にて、現地の様子を日記にしてみる 』というブログ

 前回は、週に一度の休刊日ということで、日頃の中国生活をご報告する『 今週のマガジン 』をさせていただきました。こちらです。

 本日は『 ロックダウン中の上海浦西地区にて、現地の様子を日記にしてみる 』という内容でブログを書いてみたいと思います。

 いつもは学びのブログを書いており、『 現地の様子を書くことが学びになるのかどうなのか? 』、と思っておりましたが、意外と学びも多いかも、と思いましたので、そんな内容でブログを書いて見たいと思います。

■ 浦西地区は4/1〜4/4がロックダウン

 みなさんもすでにNHKやYahooニュースでご存知かと思いますが、今、上海はロックダウンに入りました。” 都市封鎖 ”とも表現されています。本当に文字通り、都市が丸ごと封鎖されている感じで、外には人が歩いていません。2500万人都市ですが。。。

 そして、当の私も、絶賛ロックダウン中です。

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 浦東地区(国際的な金融都市がある陆家嘴とかの東側エリアです)は3/28〜3/31まで。浦西地区(日本人や外国人が多いエリアや、上海人が多く住むエリアです)は4/1〜4/4まで。私は浦西地区におりますので、後者です。

 ただし、これは自分の居住エリアに感染者あるいは無症状感染者がいない前提で、地区によって異なりますが、いずれの感染者が出た段階で、封鎖延長となります。早くも浦東地区では、多くのエリアが封鎖延長になっています。無症状感染者はやっぱりオミクロンだと増え続けますので。

■ 上海ロックダウンのネガティブニュース

 さて、ここからは今の上海のロックダウンの様子を少し箇条書きにしていきたいと思います。まずはネガティブニュースからです。

 わかりやすいところでいきますと、

・ タクシーなどは停止中

・ 飲食店もおおむね停止中(一部、食品配送スーパーなどはやっているところもあり)

・ 病院も停止中

・ 地下鉄も停止中

・ 会社も停止中(在宅ワーク)

・ 物流関連は停止中(ネット購入品などが届かない、会社側は送れない、という問題あり)

・ おおよそどの工場も停止中(テスラやVWの工場も停止してます)

・ 学校も停止中(全てオンラインで授業中)

・ パスポート、ビザ、居留許可証の申請、更新も停止中(困った…)

・ ロックダウンでの経済損失は1〜3月期でGDP前年比0.4ポイントダウンの試算(1ヶ月だけで5兆円規模との予測もあるらしいです)

#上海は中国全体GDPの20%近くを占めてるらしい

・ 家からは出ないでと言われ中(物資を買いに行くことはできません)

 こんな感じです。ここまではネガティブニュースです。日本のニュースなどでもよく見受けられる光景ではないでしょうか(笑)。

■ 上海ロックダウンのポジティブニュース

 一方、ここからはポジティブニュースです。上記の側面があれば、こういった側面もあります。両面をしっかりと押さえておくことは大切です。どうしてもネガティブニュースばかりが先行してしまう世の中ですので。

#真実はいつもひとつ

・ 上海港は通常通り運営中。コンテナ処理量もいつも通り。つまり通関も今の所OK。

・ 4日間の封鎖中、初日と3日目に無料で一斉PCR。場所によって違いますが、20分も待たずにマンションエリア内でパパッと受診できます。やり方もスマホで教えてもらえます。

・ 困ったことがあればマンション棟のグループチャット(ライングループみたいなもの)を使ってみんなでコミュニケーションが取れる。

・ 政府から物資支給あり。結構豊富で、1、2人では使いきれないくらい(1世帯/1写真)。

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・ 意外と外のスーパーから物資をネットで調達できるケースもある(早朝で予約終了のケースが多いですが)

・ 今の様子やマンションのどこの棟で感染が出たとか、いつ封鎖解除とかグループチャットでまめにマンション委員会が連絡をくれる。

・ 部屋の中にはいますが意外といつもと変わらぬ日常をおくれている(ここは人によりますが)。

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・ 中国語レッスンもオンラインなので普通にできる(ただたまには休みたい…)。

・ 周りの中国人たちも意外と静かで通常な感じで生活中(もちろん一部の方はデモをしたりもしてるらしいですが、2500万人もいれば100人くらいはそういう人がいてもおかしくないと思っています)。

・ なんだかんだでロックダウン数日は特に生活面で困ったことはない。会社面では領収書に印鑑が押せない問題はあるものの、仕方ないから4月以降でも良いよ、と言ってくれるところも多い。

 …と、ざっと上げるとこんな感じだと思います。今の所、正直生活面ではあまり困っていません。そして、中国の方々、結構優しいです。支援物資が多過ぎたので隣のおばあちゃんにあげたら、色々とよくしてくれました(笑)。

#曜日感覚がなくなりつつありnoteの更新が遅れる問題はあり

■ 世界の目が上海ロックダウンにあり

 以上、現在のロックダウン中の上海から、リアルな情報をお届けしました。もちろんこれら情報は、私という一駐在員の生活にフォーカスしたものであります。

 何度も言いますが、2500万人都市で、貧富の広がりも人口に比例して存在する上海では(ここは日本の感覚とは少し違うなと感じています)、上記のような状況もあれば、そうではない状況もあるかと思っています。一部では、野菜の取り合いでケンカしたとか、スーパーのレジに大行列で口論したとか、そういった報道もあることは理解しています。そして、そういった状況ももちろんあるとは思います。何人かはそういう人もいると思います。

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#整列して綺麗に並んでます

 ただ、それが全てではなく、上記のようにネガティブな一面を切り取っただけに過ぎないと思っています。少なくとも、私の友人周りや、中国人同僚の周りでは、こういった報道の状況は実際の現場(現地ローカルスーパー)では味わっていないようです。私も味わっていません。彼らもまた、SNSや日本の報道などを見て、そういう状況があることを知ったようです(苦笑)。

 今、世界の目が上海に向いているなと凄く感じています。だからこそ、いろいろな切り取られ方が今後も出てくるのだろうなと感じております。私には特に何をすることもできませんが、こんな風に今の状況を日記として収めておくことで、偏った理解にならないよう、自分自身への戒めの気持ちも込めて、伝えられたらいいなと思います。

 ともすれば、私自身も偏った見方になりかねませんので(中国贔屓)。やっぱり住めば都、今いるところを擁護したくなるのは当然です。

 『 フラットなものの見方をどこかでいつも心がける 』、この大切さを感じ、学んだ今日この頃でした。

#うまく締められなかった


 以上、今週もお疲れ様でした!

 今後ともどうぞよろしくお願いいたします!


 

 

3.【 ビールの御紹介 】

#ビールのデザインは素晴らしい

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 黄金デザイン。中国っぽい(笑)。


 以上、今週もお疲れ様でした!

 今後ともよろしくお願いいたします!




頂戴いたしましたサポートは、インドネシアやタイの子供たちに塗り絵本を送るための活動資金に活用させていただきたいと思っております。 何卒よろしくお願い申し上げます。