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【 ビール飲みつつブログを書く 】 『 上海ロックダウンの今の様子 』について日記を書いてみる

自己紹介 


 日系企業(化学メーカー)で研究開発を8年、いまは上海で技術営業をしている37歳の会社員です。技術系会社員の傍ら、作家活動をしており、『 タイの小学校と塗り絵授業 』や、『 インドネシアのボードパーク建設にアートで支援 』など行っております。

 本日は、私の趣味であるビールを飲みながら、日々学んでいることについて『 ブログ 』を書きましたので、その御報告をいたします。

本日の内容


 本日は、『 上海ロックダウンの今の様子 』について、日記程度に書いておこうかなと思います。…特段変化がなかった今週、苦肉の策の内容です(笑)。

■ 4/1からロックダウンが始まり51日目

 まず、改めて封鎖されてからの日々をカウントしてみたら、51日も経っていることに超絶驚きました(笑)。なんともう丸2ヶ月経とうとしていました。

#精神と時の部屋

 さて、そんな上海の様子ですが、中国以外の国の報道では、

『 徐々に再開の兆し 』

みたいなニュースが流れていますが、果たして本当のところはどうなのか?、気になる方もおられるかと思います。その辺り、私の知る範囲で恐縮ですが、書き記してみたいと思います。

 お断りしておきますが、私の記事自体も前述のニュース同様、” 一部の人の様子 ”であることはご承知おきください。上海狭しと、2500万人おりますので、色々な側面がございます。

■ 仕事

 物流がすこーし回復してきました。と言うのも、企業の再開指針が市政府より発表があり、段階的な再開ができるようになってきています。

 ただし、自由に再開、と言うわけでは決してなく、

・一度会社や工場に入ったら、そのメンバーは会社から外に出ることはできず、会社内で寝泊まりを続ける。

・会社内にPCR検査地点を設け、朝晩検査を行う。

・会社内をエリア分けし、エリア間をメンバーが行き来しないようにすること。

・そもそも工場再開にあたっては、工場管理区の許可をまず取得しないといけないこと。

 こんな規定があったりします。もちろん、これは一部で、色々と細かく設定されております。このような条件をクリアしないと再開はできない、と言う状況です。

 なお、私の職場(オフィスビル)も、今の所、48時間以内のPCR陰性証明があれば入ることはできますが、一度入ると出ることはできません。要はオフィスに寝泊まり、ですね。

#昔の様子

#懐かしい

■ 物流

 こちらはすこーし回復してきました。Amazonのような通販に関しても(京東、タオバオと言うプラットフォーム)、一部のところは2〜3日すれば配達してくれるところも出てきました。もちろん、いつ配達されるかわからないものもまだまだ沢山あり、大多数がこちらです。

#配給物資

 と言うのも、上海市内の物流倉庫や、その他隣接地域の倉庫の解除が今週あたりから徐々になされているようです。

 少しずつですが、物が回りはじめました。

 …ただ、本当に少しずつです(苦笑)。上記の状況の反面、やはり輸出入はまだまだです。上海港も動き始めてはいますが、輸出入の通関作業ができずに、荷物の受け入れがまだできない、と言う状況も多いです。

 そして、それを配送する配送業者も圧倒的に足りていません。

 これにより、例えば自動車や電子機器などの部品点数の多い製造業は、部品調達がままならないことから、製造ができません。事実、電気自動車のテスラは、一度工場を再開しましたが、部品調達ができずに1〜2週間もたたずして、またストップいたしました。VWもそうでしたね。

 聞くところによると、稼働率は20〜30%程度のようで、上記のような状況を鑑みて、製造再開に踏み切りにくい企業が大半のようです。動かしてストップしても、工場にいる社員は工場から出ることができませんので…。

■ 封鎖状況

 徐々に解除されるところが増えてきました。ちなみに、ここで言う解除と言うのをお伝えしておきますと、日本で言うところの、

『 品川区〇〇と言う範囲内で行動できます 』

という意味合いでの解除です。つまり移動範囲の制限があるんですね。そして、、、

『 3または4時間以内に限ります 』

『 自動車利用はNGです 』

と言うタイムリミット式です(苦笑)。他のエリアに行こうとすると、警察官に道端で職質されて、だめ!、と言われるそうです。

 ちなみに、このように行動できる条件としては、

『 自分の住まいの団地内で陽性者が10日間出ていないこと 』

です。そうすると、通行証なるものが各人に渡され、それによって上記条件で出る事ができる分けです。

#条件多い

 と、ネガティブな側面もまだありますが、部屋にずっと封鎖よりは幾分か良くなってきました。

 …ただ、実は昨日私の団地では、陽性者が1名検出されまして、また10日間の封鎖に入りました(苦笑)。

#エンドレスロックダウン

■ 買い物

 ここは随分と増えてきました。もちろん、オンラインの配送ですし、いまだに団体購入がメインではありますが、野菜やお肉、飲み物に加え、いわゆる嗜好品の類の購入も割と普通にできるようになってきました。

ポテチとか

ケーキとか

どら焼きとか

ハンバーガーとか

ワインとか

ビールとか

 あらゆる嗜好品が出始めてきました。それと、学用品ですね。盲点でしたが、ペンやノートなんかも出てきています。確かに、オンライン授業をしていて、2ヶ月もすると、子供たちの学校用品がなくなり始めるなと思いました。

 こんな感じで、必需品と言っても、短期的なのか、長期的なのか、で全然内容が変わってくるな、と言うのを肌で感じています。極論を言うと、短期的には嗜好品と思われていたものも、長期的に見ると実は必需品だったりするなと思いました。これは私の感想です。

■ 公共交通機関

 来週から、地下鉄が17路線くらいあるうち、4路線くらいで時間限定で再開になるとのことです。なお、この4路線は主に市街地エリアで、市内中心エリアはまだ解除になっておりません。

#今の所地下鉄通勤ができない

そして、地下鉄に乗る際は、

・健康コードの提示

・体温チェック

・48時間以内のPCR陰性証明書

を提示する必要があります。特に一番最後を準備しておくことが大変そうです。検査をして、結果を得るまでに1日はかかりますので、必然的に1日おきに検査が必要になってきそうです。

 ちなみに、タクシーなども一部動いているとの情報があります。この利用目的は主に” 病院 ”などの緊急時とのことです。

 あとフライトで言うと、現状、ロックダウンとはいえ、帰任や会社の要請などを理由に海外に渡航することは可能、とのことです。一方、家族に会いに、上海を出たいから、と言う理由では現在、渡航することはできないようです(禁止とのこと)。

 ですので、一部の外国人はロックダウン中でも、緊急的に通行証を市から発行してもらい、徒歩や近所の方に手伝って送迎してもらい、PCRを受けたり、空港まで移動したりしているようです。そして、無事に渡航もできているようです。ロックダウンとはいえ、こういった面での融通は効いています。

#帰任予定の友人がお写真を撮っていました

■ 病院

 こちらも大きく融通できる部分と、できない部分があります。

 例えば融通きく範囲は、透析や妊娠検査など、定期検診・通院が必要なケース、及び緊急的に病気や怪我になったケースです。通院する場合はあらかじめ病院に連絡・予約を入れ(そもそも病院がやっているか確認)、病院側から緊急通院証明書を発行してもらい、それを団地委員会に提出。臨時通行証が発行されるので、それを持っていくと言う流れです。

 一方、融通できないケースは、軽度の病気や怪我の場合です。” 風邪 ”はほぼ無理です。あとは私のような鼻炎とかも無理ですね(笑)。

 とはいえ、薬が必要なケースは多々あると思います。そんな時は、今、薬宅配サービスもあり、病院にオンライン上で連絡を入れ、またオンライン診断をしていただき、その後、団地まで配送いただく、と言うサービスです。これを活用し、例えば糖尿病薬などを定期購入している方も実際いらっしゃいます。自由に通院できないのはなかなか不安があったり辛いですが、駆使すればなんとかなる手段もいくつかは出てきているのが現状です。

■ 6月中旬〜下旬が現実的な解除タイミング??

 …と、たくさん書いてきて、疲れてきましたので、この辺りで終わりにしますが、端的にいいますと、肌感として2〜3割くらい、元に戻ってきているかな、といった感触です。

 なんとなくそんな感じな気がします(苦笑)。

 とはいえ、嗜好品が買えたり、ごくごく一部の人が外を歩いているのを見かけたりすると、なんとなく良い気分にはなりますね。少しでも進展している様子が見えるので。

 そんなことを考えつつ、少しは運動して、腰痛と肩こりをなんとかしないとな…と思っている今日この頃でございました!

#髪を切りたいというのが今の切なる願い

◾️ 本日のビール

#ビールのデザインは素晴らしい

 BLACK、分かりやすいデザイン(笑)。紛れもなく黒ビールでした。こういうクラフトビールが早く飲めるようになると嬉しいです!

 以上、今後ともよろしくお願いします!

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頂戴いたしましたサポートは、インドネシアやタイの子供たちに塗り絵本を送るための活動資金に活用させていただきたいと思っております。 何卒よろしくお願い申し上げます。