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【キャリアと実践】2022年活動実績記録(第3回|2022.12.26)

2022年12⽉26⽇、なんばI-siteキャンパスにて、

〜都市「⼤阪」のSDGs を再定義し、20 年後の社会を想像し、「今」取り組むべき課題を設定せよ〜

というテーマのもと、各6 チームが今⽇まで設定した問題にどのようにアプローチしてきたか、中間発表を⾏いました!



各自がこれまでを振り返って・・・

第3回⽬の始まりは、これまでの活動の振り返りから。
6チームそれぞれが振り返るのではなく、他チームも交えたメンバー間で、各々の活動の状況を報告し合いました。

どのチームも共通して、メンバー間での予定を合わせることに苦戦した様⼦。同じ状況に苦労したとはいえ、各チーム、進捗に差が出ていることが振り返りを通じて発⾒されました。

メンターの皆様は、「役割分担」をキーワードに、各々が⾃分の役割を認識し、きちんと取り組めているかが良いチームワーク、さらには良い案を⽣み出せるヒントになるとアドバイス。

学⽣たちの真剣な姿、ハッとした表情から、“チーム活動”という視点において、⾮常に重要なヒントとなった様⼦でした。

他チームの学生やメンターの方と一緒にこれまでを振り返る学生たち。
より良いチーム創りとは。これからも模索が続く。



これまでの取り組みを、いざ発表!


振り返りが終わり、いよいよ緊張の中間発表の時間です。

普段は明るく朗らかな学生も、真剣な面持ちで発表に臨んでくれた。


1チーム5分という、限られた時間の中で、各⾃チームで決めた課題について取り組んできたことへの中間発表が⾏われました。

設定したテーマにおける現状や課題、どのように課題についてアプローチするのか、これまで取り組んだ内容をプレゼンしてもらいました。発表ごとに質問が起き、⽩熱した中間発表となりました。

次回の発表までに、どのような調査⽅法で問題にアプローチしていくか検討していたチームや、テーマの根本的な問題とは何か深掘りしていたチームなど、チームによってアプローチできた範囲は様々でした。

発表の際、他のチームからは鋭い質問も。
意見交換と積極的な質問が、より議論を加速させます。



次の段階へブラッシュアップ!


各チームの発表が終わった後、それぞれメンターの皆様からフィードバックをいただきました。現段階で不⾜している箇所はどこか、次回の発表に向けて完成度を⾼めていくためにどうブラッシュアップしていくか、メンターの皆様と各チームで話し合いが⾏われました。

メンターの皆さんから、各チームの学生たちへアドバイス。
学生たちは真っすぐな表情で、メンターさんのアドバイスを受け止めました。


学⽣たちは、メンターのみなさんからアドバイスを受けて、

「課題に対する表層的な⾯のみで議論が⾏われていた。次回の発表までにテーマへの根本的な課題を⾒つめ直し、どんな⼈や街にとって必要な解決策となるかまで検討していく。」

「みんなの意⾒をまとめることに注⼒しすぎていた。必要な情報と不必要な情報をもっとチームメンバーで話し合う必要がある。」

「課題を解決することが、どのような良い機会をもたらすのかまで考えられていなかった。課題を解決したのちの未来までしっかり考察していく。」

・・・と、今後どのように議論を進め、次回の発表に向けて動くべきか明らかにできた様⼦でした。


次なるステップへの目標設定。そしてチームメイトへの感謝を!


3回⽬の最後には、次回の発表に向けての⽬標設定が⾏われました。

⽬標設定では、2 回⽬で決めたものと照らし合わせ、これまでの反省とメンターの⽅から頂いたアドバイスをもとに、チームにとって何が必要なのか?再考しました。

“これまでチームへの貢献度はどのくらいか”
“集めた情報を共有できていたか、または確認できていたか”
“メンバーと⽅向性の擦り合わせができているか”

など、次回、最後の発表に向けて、議論をより良く進めていくための⽬標設定が⾏われました。

初めの振り返りの時間の中で、「役割分担」の重要性を認識したからこそ、⽬標設定の時間では、再度役割を決め直すチームも⾒受けられました。各チーム、残りの貴重な時間を上⼿く活⽤するため、「⾃分がチームにおいて貢献できることは何か」を考える良い時間となりました。

メンバーからメンバーへ、それぞれがお礼を伝える時間では、改めて感謝の気持ちを伝え合うだけでなく、メンバーにどのようなことを求めているかが分かる時間となりました。⾃分では⾃覚できていなかった、「どの⾯でチーム活動に貢献できているか」を知ることができ、ある学⽣は、

「なかなか集まる機会がなく、1 ⼈で zoom を起動する時もあったが、その⾏動によって⾃⾝も仲間にも議論できる場を設けていることが分かった。」

と⾃分の⾏動に⾃信が持てたようでした。

これからの進め方について話し合う学生たち。
役割分担の重要性を意識、各々にしかできないことを考える。



第3回⽬では、集合時間の2時間前に来て議論を深め合うチームもあり、特別講義後もメンターの⽅に質問しにいく姿等も⾒受けられ、さらに準備や⽚付けにも積極的に協⼒してくれる等、学生たちが当事者意識を持ちいかに意欲を持って参加しているかが伝わる回となりました。

次回は、最終発表会を兼ねた最後のワークショップ。
第4回⽬が楽しみです!


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この記事では今後も、大阪公立大学で行われる
「キャリアと実践」の授業取り組みについてご紹介します!

受講を考えている大阪公立大学生のみなさんも、
同じく現代を生き抜いている社会人のみなさんも、
これから大学へ羽ばたこうとしている中高生のみなさんも、

激動の現代社会を生き抜く力を身につけていく学生たちの道のりを、
どうぞ、最後までご覧ください。


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