ネットニュースすら見ない!?学生のメディア事情|自転車マナーアップPJレポ
もはや流行という概念すら古いのか・・・?
京都市の公民連携プロジェクトとしてで始まった、京都市×同志社大学継志寮×きゅうべえで大学生向け自転車マナーアップコンテンツを考える本プログラム。
今回は大学生の鋭い切込みとイマドキのメディア事情に驚かさせたワークショップとなりました。
第1回の様子はこちらから。
第2回の概要
12月24日(金)に開催された第2回は第3回に具体的なコンテンツ案を考える下準備として以下を実施しました。
自転車政策推進室(京都市建設局)へのインタビュー動画を見ての質問タイム
これまでの自転車マナーアップ策の課題の洗い出し
学生の興味を引くものは何か?を検討
「京都市は自転車の撤去が厳しいですよね。財政が厳しいから積極的に撤去保管金を取っているのですか?」
「そもそも路駐があるので自転車が車道を走りづらいのだと思いますが、その点は何か対策をされていますか?」
見ているこちらがドキドキするくらい率直で鋭い質問がたくさん飛んだ質問タイム!
「質問をどうぞ」の後はシーンと気まずい時間が流れるのが日本のセミナーあるあるだと思いますが、継志寮の学生は一味違います。
どんな質問にも自転車政策推進室の方は真摯に答えてくださいました。現実的な難しさや歴史的経緯にも話が及び、質問を通して理解が深まった時間でした。
これまでの自転車マナーアップ策の課題の洗い出し
これまで京都市で実施してきたマナーアップ策はバラエティに富んでいます。学生とのポスターコンテスト、自転車マナー川柳、サイクリングコースコンテストなど。
しかしここは「大学生に効果的かどうか?」という目線でズバッと学生の目線でダメ出しをしていただきました。
「ルール・マナーを知っていて守っていない人もいるからもっと事故の悲惨さを訴えかけた方が良いかも?」
「このコンテストに気づいた大学生がどのくらいいるんだろう」など自分だったら魅力に感じるか?存在に気付くか?楽しそうにするのも良いけれど、直接的な訴えかけの方がよいのか?などメンバーそれぞれの視点が垣間見えました。
最後に学生の興味を深ぼってみた
そもそも学生は普段何に触れていてどうアプローチしたら気づいてくれるの?どんな内容なら参加したいと思うの?という学生の興味を探るワークが最後のディスカッションでした。
最近自分が心惹かれたものやブームになったものをピックアップしていきます。
コンテンツは
というような声が。
一方告知媒体は
など、学生ならではの意見が。
最近ブームになったものは?と質問してみると、「それぞれに趣味が違うからブームにならず、小さく盛り上がるだけ」だそうです。
これは世のマーケターが頭を悩ませるわけだな・・・と価値観が多様な社会を肌で感じた気持ちでした。
そんな学生たちが考えるマナーアップコンテンツとは?
次回いよいよアイデアの具体化です。
末筆になりましたが、新年あけましておめでとうございます!
皆様に素敵な1年が訪れることを願っております。
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