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【パズル作製】〜エレファントバス〜

マクドナルドのハッピーセットでもらった絵本にパズルがついてきました。

本日はそのパズルを実用的に強化したので紹介します。

絵本「エレファントバス」

エレファントバス

絵本は「エレファントバス」というものです。

夏にサンタさんが、ゾウのバスに乗って、森の動物たちを迎えに行き、次々とバスに招き入れます。

行き先はサンタさんの秘密基地。

そこで冬のクリスマスの様子の映画を上映して、動物たちにみせます。

その後、動物たちへとプレゼントを渡すのです。

実は、動物たちは「クマ、リス、カメ、コウモリ、クワガタムシ」といった顔ぶれで、彼らはみんな冬眠するのでクリスマスを知らないのです。

そこで、クリスマスの愉しさを教えてあげようと、サンタさんが粋な計らいを行うハートウォーミングなストーリーです。


なぜパズルを作るのか?

ハッピーセットについてくるパズルはほぼ厚紙1枚なので、繰り返し子供が遊ぶのには不向きです。

大人がやっても精神衛生上あまりよろしくなくモヤモヤが増してきます。

というわけで

「小さな子供が楽しめるパズルに変身させよう!」

というのが今回の趣旨です。

以前、別のハッピーセット絵本のパズルでも同様の強化策を行いました。

前回は段ボールを使用しましたが、今回は材料を変えてみることにしました。


今回の材料

エレファントバス_パズルとEVAsi-to

今回は、段ボールより繰り返し遊ぶ際の強度があるかな、ということと、

段ボールだと、パズルピースの断面から使用するごとに紙のカスが出たりすることから、さらに完成度を高めてみようと思いました。

そこで

ダイソーにてEVAスポンジシートなるものを購入し、使用することにしました。

シートの厚さは数種類ありましたが、その中でも厚めの4mmにし、パズル本体がピンクなので、あわせてピンク色を選びました。

台紙は家にあった2-3mmほどの厚さの段ボールを使用しました。


パズル作製開始

エレファントバス_パズル_台紙

(1)台紙をつくる

段ボールをパズル本体と同じサイズにカットしました。


(2)EVAシートをカット

つぎにEVAシートをパズル本体の大きさに合わせてカットします。

ここで注意することは、購入したEVAシートは必ずしも角が直角ではない可能性があります。

なので、パズルと4辺が全て揃うように気をつけながら、ペンなどで印をつけてカッターで切ります。


(3)パズル本体とEVAシートを接着

今回は紙とEVAの接着ということで、家にあった接着剤のなかで相性が最もよさそうだと思えたボンドG17を使用しました。

パズル裏面とEVAシートにボンドを塗り、付属の刷毛でなるだけ伸ばします。

互いを合わせ、適当に手で密着させます。

割合すぐに乾きます。

※溶剤のニオイに注意してください。

必要に応じて換気を行ってください。


(4)パズル外枠と台紙の接着

数分で接着が確認されたので、パズルの外枠と内側(ピース全体)の間の4辺のみをカットし、外枠だけを台紙(段ボール紙)とボンドG17で接着しました(下の写真の左側参照)。

エレファントバス_パズル_切り抜き完了

(5)パズルピースの切断

いよいよパズルピースを作製します。

(4)で抜き取ったパズル本体のなかに既に入っている切れ込みに合わせてカットします(上の写真の右側参照)。

パズル+EVAシートのカットは刃の小さなデザインナイフなどを使うと、パズルのカット面の曲線などに合わせて綺麗にカットしやすいです。

私はNTカッターのD-400GPを使用しました。

カットするときは、刃を少しずつ挿し込むようにして徐々に進めていきます。

このとき、初めに刃を入れた方向と逆方向からカットしようとすると、手のクセというかEVAシートに対する角度が始めと逆になってしまうので、EVAの切られる場所が僅かに異なることとなってしまいます。

その結果、実際に双方向から切ろうとした場合、断面が凸凹になり綺麗に切ることが出来ませんでした。

(失敗から学ぶとすれば) 切る方向は一方向に決めた方が良さそうです。

他の注意点は、

刃をカーブさせる際や、カットする際に何度も出し入れすると、パズルとの当たり方によっては、パズルの画自体が削られてしまいます。

なるだけパズル面に対して、垂直にカッターの刃が入るように注意すると画へのダメージを小さく出来ます。


パズル完成

エレファントバス_パズル_完成

完成しました!

我ながら良く出来たと思います(笑)。

ピースが綺麗にハマるので、ひっくり返してもピースが落ちてきません…

ピースが取りにくい時は、台紙側を少し反らせるか、ピースの端に爪を差し入れてピースを浮かせて取るようにすれば、他のピースも外れます。

ボンドのニオイは半日経っても僅かに残っています。

子供に与えるに当たって溶剤のニオイを気にされる方は、充分ニオイがとれてからお渡しになるとよいと思います。


おわりに

試行錯誤しながら、そして楽しみながらパズル作製を行いました。

ちょっとの工夫で、そもそもおまけだったものが、充分遊べるおもちゃになるので、作り手としては満足度が高いです(自己満足?)。

これで、子供が気に入って遊んでくれれば本望です。


最後まで読んでくださり有難うございました。

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