薪は皮が上か?下か?

何気に耳にした一言が、知らない世界へと人を誘うこともある。

そんなことがあるから人生って面白い。


きっかけはアナ雪

子供がもう何度目となるのだろう。

今朝も映画「アナと雪の女王」を観ている。


その劇中、アレンデール王国の男2人が

薪の皮を上にして積むのか、あるいは下にして積むのか

について口論している。


「なんて事のない話ではないか」

と思うのであれば、

薪ストーブもない環境に暮らす私にとっては、たしかに聴き流しても何ら影響はない。

事実これまで繰り返し子供に付き合いながらアナ雪を視聴しても気にも留めてすらいなかった。

しかし今回はなぜだか耳に残ったので、

そもそも皮が上か下かについて問題となるのだろうか?

について試しに検索を試みた。

未知の旅へ

アナ雪を絡めてみました(わかる方にはわかりますよね)

ネットではこの問題について、複数の情報がヒットしました。

得られた情報を簡単に紹介しますと、

「皮を下に」説

薪の内側の方から、水分を含んだ空気が抜け出るので、結果的に乾燥する。

そもそも皮は水分を通しにくい。


「皮を上に」説

雨が降って薪が濡れてしまうような場合、内側が上だと水分が染み込んでしまうので、結果的に乾きにくい。しかし皮が上だと薪自体が濡れる度合いが低くなるので、トータル的に考えて乾燥しやすい。

というのがそれぞれの言い分なのです。

驚愕の展開

「一体、どちらが正しいのだろう?」と思っていると

事実は小説より奇なりよろしく、

皮が上皮が下それぞれの支持者によって、ノルウェーは国が二分されているというのです。

薪を扱ったTV番組に対して、電話が鳴り止まないような事態となったというのですから、まったくもって穏やかではありません。

薪の映像が映し出されると、その薪が皮が上なのか、あるいは下なのか、について訊ねる電話の主に対して担当者は

「皮を上にしたものと下にしたものが半々となっています」

と答えたというのだから、なかなかのものである。

最後に

ふと何気に聴こえし情報を気に留め疑問に思い調べることによって、今まで知り得なかった世界を垣間見ることが出来た事例でした。

その過程をこのようにnoteへ書き綴ることが出来たことも収穫といえます。

素材や、時としてブレークスルーになるような情報は、案外こんな出逢いによってもたらされるのかもしれません。

やはり幸運の女神は神出鬼没なのでしょうか。


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