メイストームデー??
朝のラジオで気象予報士の伊藤みゆきさんが、嵐の曲を流しその理由を
「今日は『メイストームデー』、「春の嵐」にちなみ嵐の曲をかけました。」
と仰っていました。
メイストーム
日本においてその名の通り4月後半から5月にかけて、主に温帯低気圧の急速な発達により大風が吹く気象現象のこと。この語は和製英語である。
春の嵐をメイストームと呼ぶのですね。
八十八夜の別れ霜
♪夏も近づく八十八夜…
とはご存知の『茶摘(ちゃつみ)』ですが、
こちらは立春(2021年は2月3日)を1日目と数えて、88日目にあたる日を示しています。
これは、立春から80日経った頃の霜害を警戒するという意味があり、88日目の「八十八夜」(2021年は5月1日)に降りる霜がその季節の最後の霜で、これ以降は降りないとされている。
これより『八十八夜の別れ霜』ともいわれるそうです。
メイストームデー
メイストームデー (5月13日)は2月14日のバレンタインデーから88日目、前述の「八十八夜の別れ霜」にちなんで、別れ話を切り出すのに最適とされる日なのだそうです。
2月14日 バレンタインデー
3月14日 ホワイトデー
4月14日 オレンジデー 【バレンタインデーとホワイトデーを経て、2人の愛を確かなものにし、オレンジやオレンジ色のプレゼントを贈る日】
と、14日あたりは恋人に関連した記念日が続く。
5月13日のメイストームデーを乗り切れば、
翌月の6月12日は『恋人の日』が待ち受けているのですって。
恋人岬
恋人といえばこんなニュースをみました。
草食系が叫ばれてもはや浸透していた感のある昨今でしたが、今般の新型コロナウイルス感染症問題の煽りを受けて、ややもすると断食や絶食となってしまったきらいがあります。
でもこのニュースのコメント欄でしたか、とても共感出来る意見をみつけました。
眺めの良い場所を、どこもかしこも恋人達の場所にしないで欲しい。独り身が行きずらい場所が増える。
このような趣旨のコメントでした。
私、激しく同意いたします。
「恋人の」と銘打つ必要ありますか?
誰かに、悲しみや寂しさを感じさせる、といった思いをさせながらよくも。と思いたくもなります。
再びメイストームデー
そもそものメイストームデー。
由来が「八十八夜の別れ霜」にちなんでいることより、どうやら間違いなく日本発祥の記念日らしいのです。
しかし創設の経緯などがはっきりとはわかっていないようです。
なんでしょう、カップルというものは一般的に3ヶ月後くらいになると別れたくもなるから…
でもそんなことわざわざ決められなくてもいいよ、
記念日にまでしなくてもさ。
おわりに
恋人のムード高めたりするため?に景勝地を恋人のために誂えたり、
それでいて別れを促すような記念日まで準備して、
乗り越えれば「恋人の日」?
どこまで枠に当て嵌めようとしているんでしょ?
ト書き通りに動いていたって面白くもなんともないだろに。
余計な御世話だよな…と思うばかり。
(記念日って、そもそも企業の販促に利用されている面もあるわけですし)
戯言でした。
おしまい