見出し画像

一年間ありがとうございました

 厚労省が武漢での異常を知らせたのが約1年前。それから世界がこんなことになるとは、誰もが予想しなかったと思います。

 Stayhomeが始まる中始めたのがこのnoteでした。北朝鮮について、思い浮かぶままに書き始めました。

 コロナ対策では世界最高レベルの厳しさを誇る北朝鮮。今も感染者はゼロとしています。この警戒が解かれるのは、たぶん世界で一番最後でしょう。まず来年は無理。再来年にようやく少し緩むというのが、在日コリアンのみなさんと話していて得た感触です。

 一方でアメリカの大統領選挙の結果については、大きな失望があるようです。まさにトップダウンという体制だからこそ、トップダウンで動くリーダーを好む。ボトムアップで動き、またその動きも慎重なバイデン大統領との交渉は、劇的な進捗は期待できないでしょう。失礼な話かも知れませんが、バイデン大統領が病気などで第一線を退き、ハリス副大統領が代行する時に大きく動くのかも知れません。

 世界が停滞する中北朝鮮はどうするのでしょうか。このまま中国ともロシアとも関係を絞り、経済の完全なる自力更生を目指すのか。核戦力の強化を図るのか。1月初旬の党大会に注目です。

 党大会は金正恩委員長にとって当初の予想外の展開でしょう。ある程度の経済的成果(元山・葛麻観光地区など)を披露し、トランプ再選、米朝交渉再開を前提として、交渉を進めていく党大会が、コロナの影響で経済的には厳しく、北朝鮮に限らず世界が閉じこもり、自国のことで精一杯という中では。観光地区に人が来るのもさて、いつになることやら。インバウンドによる外貨獲得は厳しいでしょう。

 個人的に言うなら、一次情報が遠くなった一年でした。北朝鮮はるかなり。現地に行くことは出来ません。ではその間に何をするか。こうして文章を書き貯めること、勘所をまとめること、いざ局面が変わった時の準備をしておこうと思います。

 12月に体調を崩し、更新が滞りがちになりましたが、来年も書き続けますので、よろしくお願いいたします。

#コラム #エッセイ #北朝鮮 #北のHowto #出版 #焼肉 #在日 #編集者さんとつながりたい #北朝鮮 #日朝関係 #在日コリアン #2020年 #コロナ #党大会 #金正恩 #2021年


 

サポートいただけたら、また現地に行って面白い小ネタを拾ってこようと思います。よろしくお願いいたします。