精神科閉鎖病棟に入院した日の話
一昨年の冬、うつ病を発症しタイトルにもある通り、精神科の閉鎖病棟に入院していました。
入院した日のことは記憶が少し曖昧なのですが..
朝仕事に来ない私を心配した職場から電話がかかってきました。何回もかかってくるその電話で目が覚めました。
吐き気が強いながらもなんとか電話に出ようとしたその時..
目の前に大量の睡眠薬の殻とお酒の缶がいくつか見えました。
ボーっとしながらも「あ〜ついにやってしまったんだな、死ななかったんだな」と思いました。
結婚するはずだった恋人にフラれ、眠れない日々が続き、自己肯定感が下がりまくっていた私は「私なんている価値がない。死にたいな。」と思うようになっていました。
毎日仕事終わりに「自殺 方法」「死ぬ方法」を調べていました。
電話に出て上司に簡単に事情を説明すると、今すぐ精神科の受診に来いと言われ、重い身体を引きずるように病院に行きました。
受診すると、
「あなたはもううつ病だから。一回休みなさい。家族が見てくれるなら実家に帰るか、難しいなら入院して下さい。」
と先生に言われました。
私はうつ病とはっきり言われた時、少しホッとしました。
「私の性格のせいじゃなくて、病気のせいなんだ。」そう思いました。
両親が共働きなので、入院を選択しそこから約4ヶ月入院したという流れです。
うつ病になったきっかけの出来事も記事にしているので、よかったら読んで下さると嬉しいです。
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