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不思議と噛み合う刺激を探す

気分が良いときと落ち込んでいるときで、観たい映画や聴きたい音楽が変わると思うんですよね。
正確に言うと、気分によって観たくない映画や聴きたくない音楽が出てきてしまうということです。
今はそういう気分じゃないなってやつです。

気分が良いときには、暗めの映画や、悲壮感のある曲調や歌詞を避けているように思います。
逆に、気分が落ち込んでいるときには、お調子者すぎるキャラクターが出てくる映画や、勇気元気を熱く語っている音楽は耐えられないと感じます。

人間は、そのときの波長に合うモノを求めている。

波長に合わないモノは、受け入れられない。

こういう性質はあるかも知れません。
なので、派手な爆発が起こったりするアクション超大作みたいな映画を大好きな人でも、1年を通してずっとそれを求めるということはないはずです。
ちょっと今は観たい感じじゃないなって日もあると思います。
これは自分のコンディションを把握する為に、うまく活用できそうです。

楽しい映画を観たければ、自分は今楽しいんだな、もっと楽しもう。
反骨精神が強めのフレーズが並ぶ曲を聴きたければ、自分の心は今満たされていないんだな、ストレスを発散したほうがいいかも。
映画も音楽も、何の刺激も欲しくない、取り入れたくない、これは休んだほうがいいな。
自分でも気付かないストレスや、疲労を教えてくれるかも知れません。

基本的には、そのときの自分のコンディションと合う波長を取り入れたほうがいいと思いますが、稀に真逆の波長を受けて、気分が高まるということがあります。
とてつもなく気分が落ち込んでいるときに、たまたまテレビに映っていた騒がしいバラエティ番組が心地良くて、どんどん気持ちが明るくなっていく。

波長が全く違うから、自分からは求めたくはないけれど、偶然に出会って波形が合う。

そういうモノに偶然出会ったとしたら、それは覚えておいたほうがいいと思います。

「気分が落ち込んだときに必ず聴く曲があって、それを聴くと絶対元気になれるんだよね。」

こういう凄い人いますよね?
この人は、自分の波長とは真逆だけれど、それでも合うモノのポイントを掴んでいるんです。
これが今の自分の心にはいいかもな。

今日の心のビタミンはこれにしよう。

こんな風に選べるようになったら、いつでも元気にエネルギッシュに過ごせますよね。

自分がどんな状態でも不思議と噛み合う刺激、探す価値はありそうです。

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