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劣等感と優越感、一緒に過ごす時間はほんの一瞬でいい

劣等感と優越感は、どちらも良くない感情だと思います。
でも、自分というキャラクターを見つけるうえで必要不可欠な感情だとも思います。
劣等感や優越感に浸りすぎるのは良くないですが、ほんの一瞬ならば、むしろ感じるべきだということです。

まずは劣等感。
人と比べて自分が劣っている部分が浮き彫りになります。
どこまでいっても自分目線なので、人に聞いてもいいと思います。
自分で勝手に感じていただけかも知れませんし、本当に劣っている部分なのかも知れません。

劣等感を感じたままでは辛いので、補おうと努力しますが、完全に補い切るまではずっと苦しいはずです。
そして、このずっと苦しい努力は、間違った方向にしてしまっている努力だと思います。
なので、人と比べて自分が劣っている部分がわかったら、その土俵からは降りて下さい。
あなたの能力を活かせる土俵は、他にいくらでもあります。

劣等感は、そこは伸ばす必要ないよのサインです。

他に伸ばすべき能力が眠っているよのサインです。

なので、その一瞬だけ劣等感を感じて、このサインを受け取る。
自分の中で、他に胸を張れる部分が見つかれば、劣等感は消えていくので大丈夫です。

漠然とあの人より劣っているという感覚は、何の役にも立ちません。
だからこそ、あの人の、あの能力には、自分は勝てないと細かく分析して下さい。
辛いですけれど、そうすることであなたの本当のキャラクターへの道に、また一歩近づけます。

次は優越感。
人と比べて自分が優れている部分が浮き彫りになります。
これはわざわざ人に聞かなくても、自分の中に感じるだけでもいいと思います。

優越感は進化したときにはじめて、あなたの力になるからです。
進化するかどうか、進化したかどうかは、人に聞かなくても自分で分かります。

優越感は、自信に進化する可能性を秘めている。

優越感を感じたとき、そこはあなたの伸ばすべき能力だよのサインが出ています。
それだけ受け取ったら、優越感とはさよならをして下さい。
さよならをして、正しい方向の努力をはじめて下さい、誰よりも劣っていると言い聞かせながら。

あなたが優越感で見つけた、あなたというキャラクター。

そのキャラクターの能力で、人の役に立ったとき、優越感は自信に姿を変えて帰ってきて来れます。

劣等感と優越感。
寂しいかも知れませんが、一緒に過ごす時間はほんの一瞬がいいと思います。
その一瞬で感じ取れる向かうべき道、その道を歩むことに時間を使って下さい。

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