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【奥日光・自然体験】スノーシューの魅力とは!?ガイドさんと散策してきた!

こんにちは。
私たちは奥日光でスノーシューを実際に体験してきました。
そこで今回は、私たちが感じたコースのオススメポイント見どころ、ガイドをしている方に取材してわかった他のウィンタースポーツとスノーシュー違いとは一体なにかをお伝えしようと思います!

スノーシューとは?

スノーシュー

スノーシューをご存知でしょうか。

スノーシューとは、足に装着することで雪の接地面を増やし、ふかふかな雪の上でも歩きやすくしてくれる、便利なアイテムのことを指します。

これにより、ふかふか過ぎて本来足が埋まってうまく歩行できないような場所でも、探索することが可能になり活動の範囲を広げてくれます!

いざハイキング開始!

ガイドしてくださった山﨑さん

2月末、私たちは栃木県日光市にある奥日光にやってきました。

スノーシューを一度も使ったことがなかった私たちは、日光自然博物館に勤務されている山﨑さんに案内してもらうことにしました。

参照:奥日光湯本周辺スノーシューコース 日光湯元ビジターセンター

今回は冬になると整備されるスノーシューコースのうち、「小峠コース」へ行ってきました。

夏場の登山道とは別の道になるため、冬にしか行けない幻の湖「蓼ノ湖」を目指します。
(①から③を目指した途中にあります)

出発地点:湯ノ湖

出発地点である湯ノ湖周辺の様子

まず湯ノ湖でトイレと装備を整え、散策にくりだします。
*トイレは散策途中で行けないのでここで済ませたほうが良いそうです!

お食事中?の猿

散策を初めて早速出迎えてくれたのは温泉の源泉周りにある湿原にいた猿。山﨑さん曰くそこに生えている植物を食べにきていたのではないかということ。人間に慣れているのか、近くで観察しても逃げることはありませんでした。

近くで猿を見られたときは、想像以上の大きさに驚きました。

その他にも、小鴨や真鴨といった越冬するために奥日光にきた動物たちにも出会うことができました。

登山道入り口 マップのQRコードと道しるべとなる紐

登山道の入り口には、マップに対応した番号(写真だと①)とスノーシューコースマップがダウロードできるQRコードがありました。
そのため地図を準備していなかった場合でも、ここでダウロードすることができます。

また、道には目印となる紐が木にくくりつけられており、これを目印にして歩いていきます。
ガイドさんなしでも挑戦しやすい環境になっているのは、個人でも安心です。

オススメポイント①:反り立つ崖

コースの途中にある崖

スノーシューを装着して歩く際の注意点を山崎さんから教わり、歩き慣れたころに見えてきたのがこの丘。

夏場登山していたら、完璧にスルーしてしまう場所ですが、雪が積もった冬ならではの楽しみ方ができるそう。


それは自分の体を使って丘の上から滑り降りてくること。

丘を登るには若干のコツが必要で、登ることに苦労しましたが、滑り降りる際は己の体をコントロールしながら、滑り落ちるのはスリルがありとても楽しかったです。

丘から滑り落ちる様子

オススメポイント②:動物たちの痕跡

また散策を進めていくと、動物たちが残した数々の痕跡を山﨑さんから教えてくださいました。

動物を直接見れる機会はあまりありませんでしたが、だからこそ残された痕跡から、「どの動物がここで何をしていたのだろうか。」という想像をふくらませることができます。

以下に今回見つけた動物たちの痕跡の写真を載せておきます。
短い時間で多くの痕跡を見つけることができて驚きました。
なかには人間の痕跡もあったり!?

鹿が食べた痕跡
動物の足跡
人間の痕跡!?

ゴール:蓼ノ湖

蓼ノ湖

途中何回かの休憩を挟み、木々の間の道をたどりながら、進んだら見えてきたのが今回のゴールである蓼ノ湖です。

まだ氷点下を下回る時期だったので、湖には氷が張っていました。
蓼ノ湖の周りは木々がなく開けた場所なため、私たちはここで昼ごはんを食べました。

雪景色の中で湖を見ながらホッと一息をつくことができて、大自然を堪能することができました。


そして帰りはまた来たコースを戻り今回の体験は終了となりました。

スノーシューの魅力は何?

奥日光でスノーシューを行える時期は、1月から2月がベストとされていますが、同時期に行えるスキーとかスノボードとの魅力の違いとはなんでしょうか。

ガイドしてくださった山﨑さんが3つ教えてくださいました。

①簡単に挑戦できる!

スノーシューを体験したときの装備

奥日光ではスノーシューをレンタルすることができる施設が数カ所あり、またスキーやスノーボードより技術や体力を必要としないアクティビティです。

実際、ツアーに参加されている年齢層はお子さんから高齢の方までとても幅広いそうです。

そのため、防寒のためのスキーウェア等があれば誰でも簡単に挑戦することができるアクティビティとなっています。

スキーウェアを持っていない方は、奥日光にある湯本にはスキー場が近くにあるため、そこでレンタルすることも可能だそうです。

②自然を堪能できる!

体験中の様子

スノーシューは自分の歩きたいペースや距離を決められるアクティビティです。

そのため、スキーやスノーボードでは滑り降りてしまい見逃してしまう自然をゆっくりと堪能することができます。

実際、私たちも動物の足跡を発見したり、湖の近くまで行きご飯を食べたりとたくさんの自然を堪能することができました。

③冬だけの場所に行ける!

蓼ノ湖

ゴールであった蓼ノ湖は、冬だけしか行けない場所だったように、スノーシューだからこそ訪れることができる場所があるそうです。

また、夏場にハイキング等で行ったことがある場所でも、冬に訪れることでまた違った景色を見せてくれることもあり、それも魅力の一つだそうです。

まとめ

いかがだったでしょうか。

スノーシューはあまり聞き馴染みのないアクティビティであったかもしれません。しかし、初心者である私たちが一日で十分に楽しめたように、実際は誰でも簡単に挑戦しやすいアクティビティとなっていました。

皆さんもぜひ体験してみてはいかがでしょうか。

一人で始めることに不安がある方は、ツアーへ参加されることをオススメしています。
奥日光では、多くの施設でガイドをしながら一緒に散策してくれるツアーを開催しています。

基本情報

奥日光へのアクセス

ガイドしてくださった日光自然博物館のサイト


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