10秒で学ぶ！イギリス英単語フレーズvol.22「ゴージャス（ネイティブ版）」

今日はさっさと先にネタ出しです。

こちらでは、まだ時期的にギリギリセーフな水仙

この言葉、皆さんどのように普段使われますか？私なら高級で立派な建物や料理、服、アクセサリーなど、さらに日常に即した場面ですと、普段の食卓でも「今日のご飯はまた、いつになくゴージャスだねぇ」なんて使います。

なんとなく、大人な世界、あるいは子供だとしても少なくとも中学生以上の子が使うイメージです。

ところが、イギリスに来てもっともよく耳にするこの言葉とのセットは

baby 赤ちゃん✨

わが子が通う学校はコロナ禍でベビーブームが到来し、しょっちゅうお祝いの言葉が交わされているのですが、以下のような感じでゴージャスが度々出てきます。

ネイティブ流ゴージャスの使い方

Such a gorgeous photo. Precious baby girl!
赤ちゃんの写真が送られてきたので、それに対しての「ゴージャスな」写真。という使い方。
Gorgeous baby girl, so pleased everything went well.
赤ちゃんそのものに対して使われる「ゴージャス」。以下、
gorgeous name for gorgeous baby!
She is gorgeous.（赤ちゃんが・・）
gorgeous children （子供が・・？！）
gorgeous photos （子供や家族の）

beautifulとともに、やはり言葉柄女の子に対して使われることが多いのですが、なんとなく男の子でもよさそうな気が・・「眩いばかりに立派な」なんて意味で（個人的な想像なので、実際は女の子に対しての方が無難です）。

日本人には不可解な不可算名詞

お祝いの言葉には、数えられない名詞（不可算名詞）なのに？と思ってしまうのですが、congratulationsや省略してcongratsなど、複数形で使われます。

この不可算名詞について同様にもうひとつ、日本で習う形式が現地では当てはまらず、何度聞いても違和感がある言葉に

monies

があります。日本語でネット検索すると、めちゃめちゃ「moneyに複数形ダメ」「代表的な不可算名詞の一覧-money」「超重要｜不可算名詞は常に単数扱い！」などと一様に書いてあるんですよ、どこも。

ハイ、私もずっとそう思ってたクチです。なんせほとんど日本で教育を受けた人間ですから。

ところがこのマニーズ、学校の案内やママ同士でも、業務連絡のようなときにはよく出てくるんですよね・・。

日本語でもう少し調べてみると、法律用語やビジネスの場で使われることがあるが稀、という記述がようやく出てきました。

たしかに、学校ですので基本的に常に真面目な調子です。moniesが出現するシーンというのは、たとえばチャリティ活動をして、その収益（monies）は某団体に全額寄付されます、などというお知らせのときに校長が使います。

また、ママ同士ですと、クラス委員的な人が集金するときに「期限までにmoniesを持ってきてください」みたいに使ってました。なので、やはりある程度かしこまった場面で使われるということですね。

出産祝いのフレーズ

さて、話はCongratulationsに戻って、赤ちゃんが生まれたときのお祝いの言葉には、「たくさんの、心から」という意味を込めてmanyやhugeが前につけられることも。manyに対して複数形なので、そもそもおめでとうは数えられるという認識ですね？！

So many congratulations to you and family!
Huge congrats Natalie! Such lovely news!

と同時に、産んだばかりのママには

Hope you are well.
Well done on getting through a pregnancy in pandemic.
Super tough!
Get well soon.

などと身体を気遣います。

なお、これは特別イギリス英語というわけでもなく、もちろん私たちが思い浮かべるような「ゴージャスなドレス」など、普通の物に対して使われることもあります。

gorgeous website（ホームページがスゴイ）
hello gorgeous（女友達に電話で）
It was gorgeous here last week when it was sunny. Brutally cold today.（今日の極寒に対して、先週はすばらしくお天気がよかった）

省略してgorgと使われることも。

皆さんも、複数形にはなんとなく？気をつけて、ご一緒にレッツ・トライ♪

✨ゴージャス、ネイティブ流！！✨