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医療【QOLと医療の密接な関係】

遍く現心

      QOLとは、「quality of life」の略でありつまり、生活の質や人生の質、生命の質のことを指す。その中には、主に身体的領域や心理的領域、社会的関係、環境領域の4領域からなる国際間比較というものがある。また、WHOの定義では、一個人が生活する文化や価値観、目標や期待、関心に関連した自分自身の人生の状況に対する認識としている。WHOの中の文化とは、様々な世界のライフスタイルに応じた文化のことを意味する。例えば、欧米と日本での違いで言うと、食文化や生活文化、言語などの「文化的特徴」がある。
       これらの他にも、医療提供や患者の健康に関するQOLがある。例えば、私たち看護師や医師が看護や医療を患者に提供する時のインフォームド・コンセントの例がある。同意や説明を意味するこの言葉はQOLを考えるにあたって必要になり、より良い医療を提供するためには必要不可欠である。
       QOLと、いとことで言っても様々なQOLがあり、HRQOL(健康と直接関係するQOL)やNHRQOL(健康と直接関係のないQOL)がある。これは、健康の質を考えるにあたって大事な指標であり、医療評価のためのQOLとしても使われる。これらの他にもヘルスプロモーションとQOLの繋がりを応用して、ヘルスプロモーションの根源の理念から様々な過程を経て、QOLに繋げることが出来る。これらのQOLを相手に提供することで、生活の質の向上を図ることができる。

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