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「みっともない」も美しい

このごろ思うのです。

「みっともない」も美しい…と。


葛藤の中にあるときは

心の中も

頭の中も

なんだかぐちゃぐちゃになって


全然落ち着いていなくて


さっぱりカッコよくなくて


なんだかダメなような


気がしてくるけれど…。



ダメじゃない。


ちっともダメなんかじゃない。



葛藤しているっていうことは

精一杯生きようとしているってだけだから。


ぐちゃぐちゃしてるってことは

一度何かを壊して

新しく生まれようとしているだけだから。



大丈夫。

大丈夫だよって

言いたいです。


少し前の

ものすごい嵐の中にいたわたしにも

精一杯生きている

よくやっているねって

改めて愛を送ります。



大きな転換期には

色んな出来事があったりして

自分の中が一度混乱した状態

になるのかもしれません。


前に友人と話していて、

そのぐちゃぐちゃな状態について

「きっとそれは蛹(サナギ)の時期なのかも。」

と話したことがありました。

ふと

そう感じたのです。


蝶の幼虫は

蛹(サナギ)の中で

一度とても小さい単位まで分解され

再構成されるのだそうです。


だから、

見た目はどろどろのようなもの

になるらしいのですが、


「蛹(サナギ)は触っちゃいけないよ。」


と昆虫に詳しい方に

教えていただいたことがあります。


すごく高度な分解と再構成には

ちょっとの振動が影響して

羽化できないことがあるからだそうです。



人も

転換期のぐちゃぐちゃの状態は

新しく生まれ変わる

神秘が進行中なのだなと

思うのです。


だから、

そんなぐちゃぐちゃなときは、

その状態を早く抜けようと

自分にむち打ったり

その状態の自分を

ダメだと責めたりせずに


羽化する準備なのだなと


ぐちゃぐちゃの全てを

美しいプロセスとして

愛して見守ろうと思います。


「みっともない」も美しい。


いつも人は

美しいプロセスを生きているだけ

なのかもしれません。








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