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2022年の上半期の自分の記事を振り返ってみる

6月も後半に差し掛かり、認めたくはありませんが、2022年も半分が終わろうとしています。

ところで、誰にも気づかれていないかもしれませんが、小生の2022年のnoteでの目標として「エッセイ(日記)を年間100本」というのを年初から掲げていました。現時点で51本。

6月は公園巡り(同じ区内の公園をすべてコンプリートする謎の企画)もあり、あえて少しゆったりペースにしていますが、ちゃんと100本のうちの半分を消化できているので、なかなか良いテンポだといえるでしょう。

デスノートを取り戻せた時の夜神月やがみライトくらい計画通りです。年末には新世界の神になっているはずです。神になる前に一度、これまでの今年の投稿を振り返ってみようと思います。

・ぬいぐるみが捨てられない

ぬいぐるみのみならず、おもちゃも捨てられません。トミカ、ダイヤブロック、積み木、昔のマクドナルドハッピーセットのおまけ……。

家に物置みたいな1畳半くらいの小さな部屋があるのですが、その中にある3段積みの収納箱に、それらの昔のおもちゃたちがびっしりと収まっています。

現代のリーズナブルなブロックの主流はナノブロックなので、ダイヤブロックはもはや歴史上の産物(ちなみに、ナノブロックを作っているのはダイヤブロックと同じ会社)。

あと50年くらいすれば、平成時代の遺物として価値が上がり、『なんでも鑑定団』で評価されるかもしれません。その頃まで『なんでも鑑定団』が放送されているのかどうかは不明ですが。

・祐実お姉さんが大人になったことを知った日

当時の祐実お姉さんは、黒田アーサーさんと交際されていて、そのことについてバラエティ番組などでよく突っ込まれていました。  

20歳くらい離れた年の差カップルということで、どういう経緯で付き合うことになったのかとか、黒田さんのどこに惹かれたのかとか、結構ズケズケと訊かれていました。

上沼恵美子さんの『怪傑えみちゃんねる』に黒田アーサーさんが出演された時も、当然のようにその話になっていたのですが、それを視て、なんともいえない切ない気持ちになった覚えがあります。

黒田アーサーさんが悪いわけではないのですが、祐実お姉さんはもう、自分のお姉さんではなくなったのだと(元からおまえのお姉さんではない)。

その後、祐実お姉さんはスピードワゴンの井戸田潤さんと結婚されましたが、井戸田さんに対しては、特にそういう感情は湧きませんでした。自分も大人になっていたからでしょう。

・『スーパードンキーコング2』とバナナの叩き売り

『スーパードンキーコング2』では、巨大ジンガーの他にも苦戦したステージがあります。

海の中のステージで、そんなに難易度が高いわけではないのですが、パフタップという、ハリセンボンのような魚の敵が、膨らんで分裂する、という場面があるのです。

最初は萎んだ状態から始まって、膨らむと目を見開いて、最終的に割れて飛び散るのですが、なぜか生理的にそれが気持ち悪くて、この箇所だけ弟に代わりにやってもらったんですよね……。

パフタップの分裂がどうしても無理、こわい、つらい。……ということを、兄の威厳をかなぐり捨てて、頑張って弟に説明していたのですが、たまたまその時、弟の友達の子が来ていました。

彼がうちに来たのはその一度だけだったのですが、彼にとっての自分は「なんかようわからんが、パフタップにめちゃくちゃ怯えている兄貴」という謎の認識で終わっていたでしょう。

・100円ショップにはすべてがある

自分がダイ○ーでバイトしていた頃は、支払い方法は現金かクレジット払いくらいしかありませんでした。

今は、交通系ICカードとかバーコード決済とか、選択肢が増えて、レジがさらに複雑化していると思います。

当時は100円ショップの名の通りに、ほとんどの商品が100円(税抜)だったけど、今は200円とか500円とか、2個で100円の缶ジュースとか、4個で100円の駄菓子とかもあるし。

あと、最近はシールを集めると割引みたいなサービスをしている○イソーもありますが、あのシールを渡す作業もめんどくさそう。

またこのシール、めちゃくちゃ小さい。すぐなくしそう。ていうかなくした。

まあ、ダ○ソーはただでさえ安いので、割引額ではなく定価で買わせていただきます。店員さんたちの時給アップを願って……。

・自分のnoteの書き方

自分のテキストのことをエッセイと自称するのは、なんともむず痒いものがあります。なのでカオスエッセイと付けていますが、果たしてカオスなんだかどうかもよくわからない。

ちなみに現在は口語調・ですます調で書いていますが、初期はもっと堅くて、である調でした。昔の自分の文章なんてもう、堅あげポテトのように堅い。それに比べたら、今はもうポップコーンのようなものですよ。

これからもポップコーンを量産し続けます。食べ応えのある文章を書ける人には憧れますが、自分は延々と食べ続けられるような文章を書きたい。

などということを普段から考えているわけではなく、いま思いついただけです。

・電器屋はいいぞ

ヨドバシカメラマルチメディア梅田店は、大阪の中心地にドカンと構えるクソデカ家電量販店なのですが、JR大阪駅・阪急大阪梅田駅からヨドバシカメラのビルへと続く歩道橋(通称「ヨド橋」)が2017年に完成しました。

JR・阪急の両駅からヨドバシのビルまでは、距離としてはそう遠くないのですが、途中で横断歩道のない信号があって、道を迂回しないといけなかったり、地下からも移動できるようにはなっているものの、日本で最も迷子が多いと名高い梅田ダンジョンを通ることになってしまう、という問題がありました。

その点、この新しい歩道橋なら、駅から直通でヨドバシに行ける。道に迷う心配もない。……はずだったのですが、反対側のグランフロント大阪というクソデカビルにも通じており、方角を間違えてしまうと、そちらの方に行ってしまいます。

かくいう自分は、何度か間違えてグランフロントに行ってしまったことがある。方向音痴は、地下だろうが地上だろうが高架上だろうが方向音痴なのです。ただ、梅田ダンジョンは大阪駅からWhityうめだあたりまでならなんとなくわかる。

自分からすれば、難波なんばダンジョンや京都市役所前駅ダンジョンの方が難しい。山科やましな駅ダンジョンは3路線もあって商業施設が組み込まれている割にはシンプルなので好きです。みんな山科駅のわかりやすさを見習うべき。

余談ですが、グランフロント大阪の屋上は昼間は一般開放されているので、そこそこ良い眺めを見ることができます。周りは大都会ですが、屋上のこの空間は静かなので、喧騒に疲れた時におすすめ。

・天才の自覚

『まんが道』には、藤子不二雄先生のおふたりはもちろんのこと、赤塚不二夫先生、石森章太郎先生、つのだじろう先生、そして手塚治虫先生と、実在のマンガ家がたくさん登場します。

いずれも後にレジェンドとなった大御所の方々ですが、その他に、作中で藤子先生が住むことになるトキワ荘の同居人で、いろいろとお世話を焼いてくれる寺田ヒロオ先生、通称テラさんという方がいらっしゃいます。

一時期はスポーツマンガで人気を博していたのだそうですが、だんだんと寡作になっていき、後に引退。1990年ごろ、トキワ荘に住んでいたメンバーを自宅に招き入れて宴会を行ったのを最後に、今後は世俗と関わらないと告げ、晩年は家族とすらほとんど交流を持たずに隠居状態だったという。

映画『トキワ荘の青春』では、その様子が淡々と描かれています。

自分はこの映画を観る前に、タイトルから、『まんが道』みたいに、トキワ荘でみんなでワイワイやっていた頃のことを楽しく描いた映画なのだろう、と思っていたのですが、予想と反してめっちゃくちゃ暗くてびっくりした覚えがあります。とにかく、テラさんは悩み続けているし、常に孤独が付きまとう。

『まんが道』でのテラさんは、むしろ明るくポジティブな性格の人で、藤子先生の懐が苦しくなった時に家賃の肩代わりをしてくれるなど、頼れる兄貴として描かれているんですよね。

藤子先生が帰省中に原稿を落としてしまい、ビビって東京に戻れなくなった時には「ちゃんと戻ってきてけじめをつけろ」という内容の手紙を送って叱責したそうです。

それだけしっかりしているはずの人が、視点を変えるとこうなってしまうのか……と複雑な気持ちになります。天才である藤子先生が尊敬していたテラさん。

手塚治虫先生とはまた違う意味合いでの尊敬だったのだろうけど、まぎれもなく偉大な存在です。

・スクリーントーンでエロスを目指した日

『マンガスーパーテクニック講座』『マンガ基礎テクニック講座』はそれぞれ、1988年と1989年の刊です。基礎テクニック講座より先にスーパーテクニック講座が発売されたようです。ふつう逆じゃね?

コロコロアニキで『コロコロ創刊伝説』を連載中ののむらしんぼ先生は、バブル期に『つるピカハゲ丸』の大ヒットで儲けたお金で贅沢三昧をした結果、家族に逃げられ、現在は借金に追われる生活なのだそうです。

『マンガ基礎テクニック講座』はまさに1989年のバブル期の本であり、ハゲ丸の大ブレイクで調子に乗りまくっているしんぼ先生が、編集担当にコーヒーを奢らせたことを自慢しているインタビューが読めます。

ちなみにこの本のインタビューは、ノーギャラだったか支払いがめちゃめちゃ遅かっただか、内容の細かいところは忘れたのですが、後年の内田春菊先生のエッセイでうっすら批判されていました。ある種、貴重な書物かも。手元に置いておくべきだったかもしれない。

・本当に好きな食べ物

好きな食べ物は枚挙に暇がないのですが、嫌いな食べ物ならはっきりしています。

まず、豆。ピーナッツは食べられますが、あとの豆はすべてダメ。食感もダメだけど、形状がダメ。小さくてテカテカしている丸っこいものというのがもう無理。なんか、テカテカしていて丸っこい食べ物に対して抵抗感があるのです。

チョコボールも見た目がダメです。チョコボールの食感は嫌いじゃないのですけどね。だから四角いチョコボールを出してほしい。それはもうチョコボールではないな。

あと、梅干し。これには明確な理由があります。弟は小さい頃、梅干しがやたらと好きで、やたらと頬張っていました。

それは良いのですが、梅干しの種を、そんじょそこらのテーブルとか床とかに、平気で吐いて捨てるのですよ。きったねえ。

弟が成長するにつれて、さすがにその場で吐き捨てることはなくなりましたが、種を吐き捨てたコップを机の上にずっと放置する、などということは、三十路を迎えた現在でもあります。

そのせいで、自分はきっと死ぬまで梅干しが食べられないでしょう。

こんな感じでした。

気に入っているのは祐実お姉さんの話。ネットに書くのも初めてだし、リアル知人の誰にも言ったことがなかったので……。

↓2021年のやつ


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